血のように赤い雲の下で「叫び声を聞くまい」と必死に耳を塞ぐ人物を描いた《叫び》。ムンクと言えば、あまりにも有名なこの絵を誰しも思い浮かべることでしょう。 本展はオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)の作品約100点を通じて、画家の波乱に満ちた生涯を辿る大回顧展です。 今回が初来日となるテンペラ・油彩画の《叫び》は、「もう次はないかもしれない」と言われるほど滅多に外に出ることがないのだとか。 ▲エドヴァルド・ムンク《自画像》 1895年 リトグラフ/ムンクはゴッホやレンブラント並みに自画像を描いた画家のひとりでした。会場には自撮り写真も満載! 幼少期より立て続けに身内を亡くし、常に「死」を身近に感じながら生きてきたムンク。 女性関係のトラブルやアルコール依存などもあり、作品は全体的に苦悩に満ちたものが多いので
![【マリウス葉もうっとり♡】超スゴイと噂の美術館に行ってみた!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8535a9e896fdab23b5947dbdbbbf75a85fb32e2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fima.xgoo.jp%2Fcolumn%2Fimg2%2Fniji%2Fottitle.jpg)