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ブックマーク / mattn.kaoriya.net (63)

  • Big Sky :: gocode やめます(そして Language Server へ)

    はじめに まず始めに言っておかなければなりません。 gocode 今まで当にありがとう この記事は、Go 言語歴10年になる僕がこれまで愛用してきた Go 言語のコード補完ソフトウェア gocode の歴史と功績、そして今、gocode 自らがその役割を終えようとしている姿をぜひ皆さんに知って頂きたいという思いから Go Advent Calendar 2018 の記事として起こしました。この記事では gocode が歩んできた歴史と苦悩を少しでも皆さんに分かる様に解説させて頂きつつ、そして次にやってくる Go 言語のコード補完の未来についてご紹介したいと思います。Vim について多めに書かれていますが、Visual Studio Code での Go 開発にも影響する話です。 gocode とは gocode は nsf 氏が開発した Go 言語のコード補完サーバです。 GitHub

    Big Sky :: gocode やめます(そして Language Server へ)
  • Big Sky :: 書評「Go言語による並行処理」

    O'Reilly Japan, Inc. 様に献頂きました。ありがとうございます。 そして献頂く際にお声を掛けて頂いた、書の翻訳を担当された ymotongpoo さんにもお礼を申し上げます。ありがとうございます。 書の訳は非常に素晴らしく、とても原文が英文であったとは思えないほど綺麗で、読んでいく中で「原文でどの様に表現されているんだろう」といった引っかかりも無く、とてもスムーズに読み進められました。 Go 言語に関わって随分と長くなってきました。初めて Go を知ってからユーザがどんどん増える様を見る事が出来るのは正直に言って非常に嬉しいです。 ふと Go の魅力は何かと聞かれたら幾つか挙げる事が出来ますが、間違いなく選ぶのが「非同期処理の簡単さ」です。これまで多くの開発者が OS スレッドで実現してきた非同期処理を、Go 言語は少ないイディオムとインテリジェントなランタイムを

    Big Sky :: 書評「Go言語による並行処理」
  • Big Sky :: goroutine でドハマリした。

    今日たまたま見つけた gotest というプログラムの修正を行った際にドハマリした。 GitHub - rakyll/gotest: go test with colors https://github.com/rakyll/gotest gotest は go test の出力の PASS や FAIL といった定型の文字列を見つけて緑や赤に色付けする小さなプログラム。仕組みも簡単で以下の様なコードになっている。 func main() { setPalette() enableOnCI() gotest(os.Args[1:]) } func gotest(args []string) { r, w := io.Pipe() defer w.Close() args = append([]string{"test"}, args...) cmd := exec.Command("go"

    Big Sky :: goroutine でドハマリした。
  • Big Sky :: golang オフィシャル謹製のパッケージ依存解決ツール「dep」

    « Re: Go でシングルバイナリな Web アプリを開発しているときに webpack --watch をうまいところやる | Main | Ruby の a = a + 1 はなぜ undefined method '+' for nil:NilClass なのか » golang にはパッケージマネージャが無数にあります。 PackageManagementTools · golang/go Wiki · GitHub Home Articles Blogs Books BoundingResourceUse cgo ChromeOS CodeReview CodeReviewComments CodeTools C... https://github.com/golang/go/wiki/PackageManagementTools 僕もその一つの gom というのを開発している

    Big Sky :: golang オフィシャル謹製のパッケージ依存解決ツール「dep」
  • Big Sky :: Matz の「言語のしくみ」を読んだ。

    Twitter で「言語のしくみ」読みたいなって呟いたら Matz 人から「献しましょうか」とメンション頂いて即答でお願いしました。ありがとうございます。 ひさびさ紙のを通勤電車の中で立ちながら読んだので手がだるくなりました。なんだか懐かしい感じがしました。 さてこのですが、一言で言うとこんなです。 Ruby のパパこと Matz が雑誌の連載に追われながら試行錯誤して作ったプログラミング言語「Streem」を解説する 聞こえが悪かったらすみません。言いたいのはこの「試行錯誤」がとても良いエッセンスになっている点なのです。実際にはその連載記事をまとめた物に対して、この当時はこの様に考えていたが後になってみると実は良く無かったといった振り返り「タイムマシンコラム」で構成されています。 この連載が1つのに纏められた事でプログラミング言語設計者の葛藤が非常に良く表されているな、そう

    Big Sky :: Matz の「言語のしくみ」を読んだ。
  • Big Sky :: builderscon 2016 で登壇してきました。

    « バイナリ一つで zip, tar.gz, tar.bz2, tar.xz が開けるコマンド「archiver」(と go1.8 への対応方法) | Main | gops が SIGINT をキャッチしてしまう問題が修正された。 » 冒頭でもお話させて頂いた通り、僕は YAPC に何回も誘われながらも結局参加できなかったというのが気持ちの奥にずっとあり、一度くらいは出ておくべきだったのかなと考えていたので今回、牧さんからお誘いを貰った時はお詫びをするなら今しかないと思っていました。はじめは15分とか30分程度のトークかなと思っていたら気付けば builderscon 2016 第1回目のド頭で1時間枠を割り当たっていました。 内容は「OSS は Windows で動いてこそ楽しい」というお題で Windows アプリの開発のつらさ、闇、そしてGo言語の誕生と希望について熱く語らせて頂き

    Big Sky :: builderscon 2016 で登壇してきました。
    sugyan
    sugyan 2016/12/04
    「公の場で、しかも全裸で登壇」
  • Big Sky :: golang の channel を使ったテクニックあれこれ

    golang の channel は他の言語に見ない独特のパラダイムを開発者に提供します。 単純にスレッド間でメッセージングをするだけでもC言語で書けばそこそこの量になったり、慣れていない人であればどう実装すればいいか分からないなんて事もあったと思います。しかし golanggoroutine/channel は、やっている内容の割にとても容易にスレッド間通信やキューイング、処理の受け待ち等を実装できる様になっています。尚、channel をどの様に適用したら良いかについては以下を参照下さい。 Big Sky :: Golang の channel の使い所 golang の特徴と言えば goroutine と channel ですが、その使いどころに悩む人もおられる様です。 goroutine は非同期に実行される処理、channel はその grout... http://mat

    Big Sky :: golang の channel を使ったテクニックあれこれ
  • Big Sky :: コマンドラインから JSON が簡単に作れるツール jo

    « golang で画像アップロードが簡単に出来る go-imageupload を使ってみた。 | Main | SQLite3でカジュアルにズンドコキヨシ » コマンドラインから JSON を扱うツールとしては jq が一般的ですが、例えば ls を実行した結果を JSON の Array にしたいであったり、コマンドライン引数から簡単に Object を作りたいといった場合には一旦考え込まないといけないくらい使い方が難しかったりします。そんな中でひょいと現れたのが jo です。 GitHub - jpmens/jo: JSON output from a shell JSON output from a shell https://github.com/jpmens/jo 作者である jpmens さんがなぜ jo を作るに至ったかをブログに書いています。 Jan-Piet Mens

    Big Sky :: コマンドラインから JSON が簡単に作れるツール jo
  • Big Sky :: Perl6 の grammar で俺言語「しょぼいスクリプト」を作った。

    Perl6 には Grammar という機能があるのですが、これがまた凄いんです。スキャナとトークナイザと処理系が引っ付いている様な物がデフォルトで提供されているんです。 通常はこれらが別の機能として提供されており、プログラミング言語を実装する過程でデータの受け渡しがシームレスではなく、実装を変えたりするのが非常に面倒だったりします。しかしこれが Perl6 という一つの処理系の中で提供されてしまっている為、来であれば数百ステップくらい掛かってしまう俺言語のコードが50ステップ程度で書けてしまいます。 use v6; grammar SyoboiScript::Grammar { token num { <[0..9]>+ } token ident { <[a..z]>+ } token op { '+' || '-' || '*' || '/' } token exp { <iden

    Big Sky :: Perl6 の grammar で俺言語「しょぼいスクリプト」を作った。
    sugyan
    sugyan 2015/10/19
    Perl6、強力だ
  • Big Sky :: Protocol Buffers を利用した RPC、gRPC を golang から試してみた。

    grpc/grpc · GitHub gRPC - An RPC library and framework https://github.com/grpc/grpc gRPCGoogle が開発しているRPC(リモートプロシージャコール)のライブラリとフレームワークで、通信層は HTTP/2 を介して行われます。 データ層については、固定されている訳ではなくあくまでデフォルトで Protocol Buffers が使われる様になっています。使用出来るプログラミング言語は現在、C++, Node.js, Python, Ruby, Objective-C, PHP, C# となっています。 実はこれら以外にも grpc-go という、なぜかこのリストに加えられていないオフィシャルリポジトリがあります。 grpc/grpc-go - GitHub gRPC-Go The Go impl

    Big Sky :: Protocol Buffers を利用した RPC、gRPC を golang から試してみた。
  • Big Sky :: 開発速度を加速するツール、goemon を書いた。

    SPA (Single Page Application) を書いていると、いちいちブラウザをリロードするのが面倒で、かつ js を minify してページをリロードするといった面倒な手間を出来れば何も設定せずにやりたい(もしくは微量な設定だけでやりたい)、という思いから goemon というツールを書きました。 mattn/goemon - GitHub https://github.com/mattn/goemon goemon は、コマンドラインツールとして使います。まず $ goemon -g > goemon.yml で goemon.yml を生成します。個人的にカスタマイズしたい人は生成されたファイルを変更して使って下さい。 # Generated by goemon -g livereload: :35730 tasks: - match: './assets/*.js'

    Big Sky :: 開発速度を加速するツール、goemon を書いた。
  • Big Sky :: golang のリファクタリングには gofmt ではなく、gorename を使おう。

    今まで golang で変数名や関数名のリネームには gofmt の -r オプションを使ってきましたが、これからは gorename を使いましょう。 文法を解析して正しくリネームしてくれるので、gofmt で起き得た誤爆も心配ありません。インストールは以下の様に実行します。 $ go get golang.org/x/tools/cmd/gorename 使用方法は以下の通り。 gorename: precise type-safe renaming of identifiers in Go source code. Usage: gorename (-from <spec> | -offset <file>:#<byte-offset>) -to <name> [-force] You must specify the object (named entity) to rename

    Big Sky :: golang のリファクタリングには gofmt ではなく、gorename を使おう。
  • Big Sky :: golang で最近お気に入りの WAF「Goji」

    Web アプリケーションを書くときは今までずっと 小さい物は web.go 大きい物は net/http というスタンスを何故か貫いて来たんだけど、最近ようやく web.go をやめて goji を使う様になった。 Goji A web microframework for Golang https://goji.io/ 理由としては Sinatra ライクでありながら高度な正規表現マッチも使えるルータ それでいて net/http コンパチ 簡単に実装出来るミドルウェアスタック グレースフルシャットダウン そして何と言っても速い ミドルウェアも一般的な Web アプリケーションを作るには十分な物が既に揃ってます。 それでもやっぱり大きめな物は net/http で書くんだけど、小規模から中規模な物を一気にゴリゴリっと書く場合には goji は便利です。もちろん Windows でも動きま

    Big Sky :: golang で最近お気に入りの WAF「Goji」
  • Big Sky :: Windows でも色付きでログが出せる golang のライブラリ「go-colorable」書いた。

    golang には logger が星の数ほどあるのですが go言語におけるロギングについて — さにあらず コマンドラインオプションについて 分かり辛いので、僕の分かった事だけをメモしておきます。 ログの出力処理は glog.go#output を読めば大体分かります。 -logtostderr これを指定... http://blog.satotaichi.info/logging-frameworks-for-go その殆どがエスケープシーケンスを使って色を出しており、Windows で動かすと残念な表示になる物ばかりでした。 まさかログに色を付けたいという理由だけで ansicon を使うのは悲し過ぎるし、そもそも「ansicon 使ったら負けだと思ってる」ので、go-colorable というライブラリを書きました。 golanglogger はその殆どが標準パッケージの

    Big Sky :: Windows でも色付きでログが出せる golang のライブラリ「go-colorable」書いた。
  • Big Sky :: Vim scriptテクニックバイブル ~Vim使いの魔法の杖

    こんにちわ。Vim scriptサポーターズの mattn です。 ちょうど3年程前、Vimテクニックバイブルという書籍を執筆させて頂きました。 Big Sky :: Vimテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする150の技 http://mattn.kaoriya.net/software/vim/20110810203558.htm おかげ様で、色んな方から反響を頂き執筆して良かったと思いました。初めて自分が書いた書籍が販売されるという高揚感に包まれる中、書籍の販売からたった数週間後、何を思ったか僕と KoRoN さんは github 上に vim-users-jp というオープングループを作る事になりました。 Big Sky :: github上にvim-users-jpというorganizationを作った。 http://mattn.kaoriya.net/software/

    Big Sky :: Vim scriptテクニックバイブル ~Vim使いの魔法の杖
  • Big Sky :: Re: 断続的にデータを受けながら並行で時間差リアクションを行う

    断続的にデータを受けながら並行で時間差リアクションを行う - すぎゃーんメモ 断続的にデータを受けながら並行で時間差リアクションを行う Go はじめて、の次のGo - すぎゃーんメモ にて作った go-genki-bot 、UserStreamから Tweet 取得して返信する... http://d.hatena.ne.jp/sugyan/20140705/1404493007 ちょっと動きは違うんだけど、こういうパターンもあるよねー。という事で。 package main import ( "bufio" "fmt" "os" "runtime" "time" ) func main() { runtime.GOMAXPROCS(runtime.NumCPU()) queue := make(chan rune, 5) t := time.AfterFunc(-1, func() {

    Big Sky :: Re: 断続的にデータを受けながら並行で時間差リアクションを行う
  • Big Sky :: Golang の channel の使い所

    golang の特徴と言えば goroutine と channel ですが、その使いどころに悩む人もおられる様です。 goroutine は非同期に実行される処理、channel はその groutine と通信する為の仕組みと考えると分かりやすいです。 package main import ( "fmt" "time" ) func main() { task := make(chan string) taskquit := make(chan bool) workerquit := make(chan bool) go func() { loop: for { select { case <-taskquit: workerquit <- true break loop case job := <-task: fmt.Println(job) } } }() go func() {

    Big Sky :: Golang の channel の使い所
  • Big Sky :: golang の sync パッケージの使い方

    golang と言えば非同期に特化した言語ですが、慣れない内は簡単な非同期しか使えません。しかし sync パッケージを知る事でもっとカジュアルに、かつ確実な非同期処理を行う事が出来る様になります。 今日はそんな sync パッケージについて説明してみたいと思います。 sync.Mutex ご存じ sync.Mutex です。皆さんが一番使う排他制御だと思います。 package main import ( "fmt" "runtime" "sync" "time" ) func parallel(wg *sync.WaitGroup) { fmt.Println("博") time.Sleep(100 * time.Millisecond) fmt.Println("多") time.Sleep(100 * time.Millisecond) fmt.Println("の") time.

    Big Sky :: golang の sync パッケージの使い方
  • Big Sky :: peco で migemo が使える様になった。

    peco に custom-matcher という仕組みを入れて頂きました。 User CustomMatcher by mattn - Pull Request #65 - lestrrat/peco - GitHub https://github.com/lestrrat/peco/pull/65 ~/.config/peco/config.json に以下の様に CustomMatcher を追加します。 { "CustomMatcher": { "C/Migemo": [ "c:/dev/peco-cmigemo/peco-cmigemo.exe", "$QUERY" ] } } 例は Windows ですが、unix でも動きます。配列部分は実行するコマンド引数になり、$QUERY がクエリになります。 CustomMatcher は自作する事が出来ます。標準入力から行を読み込み

    Big Sky :: peco で migemo が使える様になった。
  • Big Sky :: プログラミング言語の作り方(3)

    Big Sky :: プログラミング言語の作り方 Big Sky :: プログラミング言語の作り方(2) Big Sky :: プログラミング言語の作り方(4) Big Sky :: プログラミング言語の作り方(5) もうちょっと続けてみようと思います。 Big Sky :: プログラミング言語の作り方 githubtrending を見てたら面白い物を見つけた。 orangeduck/BuildYourOwnLisp - GitHub Learn C and build your own pr... http://mattn.kaoriya.net/software/build_your_own_programming_language.htm Big Sky :: プログラミング言語の作り方(2) この前の記事がなかなか人気があったので、続きを書いてみます。 Big Sky ::

    Big Sky :: プログラミング言語の作り方(3)