ローランドDGが、さまざまな立体物を製作できる個人向け切削加工機「iModela iM-01」を発売する。CAMソフトを使えば3D加工も可能だ。 ローランド ディー.ジー(ローランドDG)は10月5日、さまざまな立体物を製作できる切削加工機「iModela iM-01」を11月9日に発売すると発表した。業務用切削加工機の技術を個人向け製品として展開、PCソフトによる制御でフィギュアなどの立体物を制作できる。価格は7万5000円。
前回に続き、國定勇人(くにさだ・いさと)三条市長に福島県南相馬市からの被災者受け入れの話を聞いた。今回は受け入れ実態の詳細、そして国や中央の政治家に対する地方公共団体の長としての思いも聞いた。このほか、避難生活の原因を作った東京電力との関わりについても率直な意見を聞いた。 →なぜ被災者を受け入れたのか? 新潟県三条市の市長に聞く 「全身全霊で守る」 ――受け入れの詳細は? 少しだけ自慢めいた話をすると「三条市はいっぱいいっぱいやった」というのが率直な思いだ。もうこれ以上は無理というレベルまで職員もがんばった。 自分の中では、3月16日に避難所開設を決めた際、秘かにこの街の規模で迎え入れることができるキャパシティーは1000人だと想定した。当時、新潟県の泉田知事が全県で10数万人受け入れる、近隣の市が1万数千人受け入れるとのプランをお持ちの時期だった。 しかし、私個人としては少し違和感があっ
「漫画文化を絶やさないようにしたい」――赤松健さんの「Jコミ」は、ジャンプ作品や新條まゆさんの作品も無料配信し、収益を公開する計画。正式オープンは来年1月の予定だ。 「漫画文化を絶やさないようにしたい」――漫画家の赤松健さんは12月6日、絶版漫画を無料配信し、広告収益を作者に還元する「Jコミ」について説明する記者会見を都内で開いた。「ラブひな」に続き、今後はジャンプ連載作品なども公開。広告を出稿する企業を募っている。正式オープンは来年1月10日の予定だ。 Jコミは、絶版漫画に広告を入れ、PDF形式で無料配信するサイトで、11月26日にオープン。まずβテストとして「ラブひな」全巻(1~14巻)を、広告付きで無料公開。初日に45万ダウンロード(DL)あり、12月3日までに170万DLを突破。広告クリック率は10%近かったという。 年内にも実験第2弾「β2テスト」を実施。新たに、(1)「週刊少年
帝国データバンクが11月1日まとめた出版業界の2009年度決算調査によると、出版社の売上高上位10社のうち、8社が減収だった。出版、取次、書店の3業種とも、2期連続減収の企業が2期連続増収の企業を上回っている状態で、「出版業界総倒れの様相を呈している」という。 売上高が1000億円を超える集英社、講談社、小学館のトップ3はそろって減収。3社の減収は2期連続だった。講談社、小学館と光文社は2期連続で最終赤字に陥っており、文藝春秋も最終赤字に転落した。一方、女性向け雑誌などが好調な宝島社は上位10社の中で唯一、2期連続で増収・最終黒字だった。 調査した620社のうち、2期連続で減収だったのは249社と40.2%を占めていた。一方で、2期連続で増収だった出版社も106社(17.1%)あった。減収傾向の一方で、赤字が続いている出版社は少なく、2期連続黒字を計上したのは400社と64.5%を占めた。
ハッカーが大手セキュリティ技術企業に大恥をかかせた。Kaspersky LabのWebサイトが週末にハッキングされ、セキュリティソフトを求める顧客を、偽ソフトのダウンロードを勧める外部ページに転送していた。 10月17日に、ユーザーがKasperskyの米サイトからソフトをダウンロードしようとすると、「Security Tool」という偽ウイルス対策ソフトをダウンロードさせるマルウェアサイトにリダイレクトされた。Security Toolを実行すると、多数の脆弱性とセキュリティ脅威が見つかったと報告するポップアップウィンドウが表示され、これらの問題を修正する完全版のソフトを購入するようユーザーを脅かした。 ユーザーはさまざまなオンラインフォーラムにこの攻撃のことを書き込んだが、Kasperskyはいかなる侵害も起きていないと否定した。日本法人の社員と思われる人物が、問題は修正されたと書き込
絵が描けなくても、あらかじめ用意されたコマ割にキャラクターや吹き出しを配置すれば漫画を作れる──こんな「夢のコミックシーケンサー」「革命的漫画制作ソフト」をうたうPC用ソフト「コミPo!」が12月に発売される。マウスを使い、フルカラー漫画1ページを10~15分程度で作れるという気軽さが売りだ。 ギャグ漫画家として知られる田中圭一さんが委員長を務めるコミPo!製作委員会が開発。「『描ける人』と『描けない人』の間に立ちはだかる壁を取り去る」ため、「まったく絵を描けない人でも気軽に漫画が作れる」ための各種機能を盛り込んだ。 まずあらかじめ用意されたコマ割テンプレートから使いたいものを選び、コマ内にキャラクターや背景をドラッグ&ドロップで配置。吹き出しとセリフを入れ、さらに描き文字、集中線、漫符といった漫画らしい表現を加えて制作していく。 人物用に、イラストレーターのカントクさん(サークル「五年目
来春発売予定のXbox 360用ゲーム「アイドルマスター2」(アイマス2)のゲーム内容を変更を求める署名が、署名サイト「署名TV」で10月1日までに約8500件集まった。署名を呼び掛けたファンは、ゲーム制作者への署名の手渡しを求め、開発元のバンダイナムコゲームスに内容証明郵便を送付したという。 アイマス2は、前作で育成できた人気キャラクター4人(竜宮小町組)が育成できないことや、男性アイドルグループ「ジュピター」が登場すること、シングルCDの歌唱ユニットを決める選抜レースが開催されること、オンライン対戦が廃止されること――などが9月18日に発表され、一部ファンの反発を招いた(「アイマス2」Amazonレビューが大炎上 ニコ動に“激怒MAD”も)。 署名では、これらが「ユーザーの要望を無視した非常に不当な判断」だとし、(1)竜宮小町組の育成不可を撤回すること、(2)ジュピターをゲームから外す
JR東日本は、3月23日午後7時過ぎにJR目白駅付近で発生した架線トラブルは、駅に設置されたWiMAXアンテナ用ケーブル落下が原因だったと発表した。なぜ落下したかなど詳細は「調査中」としている。 落下したアンテナ用ケーブルは直径約1.5センチ、長さ約50メートル。「パラボラアンテナ用ケーブルが落下した」という報道もあったが、落下したのはWiMAXアンテナ用ケーブルで、パラボラアンテナ用ではないという。 山手線ではUQコミュニケーションズがモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」を提供しているが、JR東は、落下したWiMAXアンテナの持ち主や用途についても「調査中」としている。 トラブルの影響で、山手線、埼京線、湘南新宿ラインに運休や大幅な遅れが発生した。
3月22日深夜から早朝にかけて、メディアの世界をひっくり返すネット生放送が行われた。インターネットの生放送サービス・Ustreamとニコニコ生放送を利用し、ネット・メディアの著名人が集結した討論番組だ。ピーク時で1万人以上が視聴し、トータルで14万ビューを突破するなど、今までの常識を打ち破るネット生放送となった。 3月24日16:30追記 初出で「14万人がみた」と表記しておりましたが、これは「トータル14万ビュー」の間違いです。Ustreamでの視聴数が、累計で14万ビューとなったもので、実際のユニーク視聴人数はこれより少なくなります。お詫びして訂正します。 この「激笑 裏マスメディア~テレビ・新聞の過去~」は、Ustreamでの生放送を1年ほど前から行っている「ケツダンポトフ」のそらのさんによる放送だ。Twitter+Ustreamの世界では日本でナンバーワンと言える存在で、裏側を含め
Googleが2月10日に公開した、ひとことメッセージなどを投稿してユーザー同士で交流できるサービス「Google Buzz」で、本名や現在地の位置情報といった個人情報が意図せず公開されてしまうとネットで騒ぎになっている。 Google Buzzは、Twitterのようにひとことメッセージを投稿したり、フォローしている友人のメッセージをリアルタイムで閲覧してコメントを付けたりできるサービスで、Gmailのメニューから利用できる(Googleも“なう”、GmailにTwitter風機能「Google Buzz」)。 表示される投稿者名は「Googleプロフィール」の氏名で、デフォルトだとGmailの送信者名と同じ。投稿内容は全ユーザーに公開される「一般公開」がデフォルトになっている。Gmail送信者名に本名を設定し、デフォルトのまま利用すると、自分の行動などを本名で公開することになる。 iP
11月25日、mobidec2009で講演を行ったDGモバイル取締役COOの杉建一氏が、Twitterのビジネスモデルに言及。2010年1月にも、Twitter向けに課金プラットフォームを提供する予定であることを明らかにした。 サービスとしては「有料つぶやきサービス」と「コンテンツ課金」を提供する予定。有料つぶやきサービスは、ユーザーが既存のアカウントを月額課金方式にできるようにするもので、課金方式は100円~1000円の月額課金と100円~1000円の個別課金から選べる。 コンテンツ課金は、Twitterを通じて情報やコンテンツを販売するための仕組みを提供するもの。月額課金に対応し、手数料は30%を予定している。決済についてはキャリア課金やクレジット、コンビニ決済などを使えるようにする予定だ。 杉氏は課金システムを用意することになった背景について「コンテンツプロバイダは、(無料でコンテン
米Twitterは9月30日、フォローしているアカウントをグループ別にまとめる機能「Lists」を準備中であることを公式ブログで明らかにした。 例えば同僚や友人、ニュースなどのグループ別にリストを作成できる。Twitterのホーム上方に表示されるListsのメニューから各リストを選ぶと、そのリストに含まれるアカウントのつぶやきだけが表示される。 Listsはデフォルトではパブリックで、アカウントのプロフィールに表示される(非表示にすることも可能)。従ってユーザー同士で作成したListsを共有することができ、新たなフォロー先を見つける手段にもなるとしている。 Twitterは数日中に同機能用のAPIリリースを予定しており、Twitter.comだけでなく、サードパーティーのアプリケーションでもLists機能が使えるようになる見込み。 企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」
大日本印刷(DNP)は9月29日、連結子会社の丸善、図書館流通センター(TRC)、ジュンク堂書店が経営統合することで合意したと発表した。来年2月、丸善とTRCを傘下に置く中間持ち株会社を設立し、その後3年以内をめどにジュンク堂が新会社傘下に合流する方向。新会社グループは統合後3年目の2013年1月期に連結売上高1640億円、連結営業利益50億円を目指す。 丸善とTRCが来年2月1日、株式移転方式で新会社「CHIグループ」(資本金30億円)を設立し、両社は新会社の完全子会社になることで経営統合する。丸善は1月27日で東証1部の上場を廃止し、新会社が2月1日付けで上場する予定だ。 ジュンク堂は新会社による経営体制構築の進ちょく状況を踏まえた上で、設立後3年以内をめどに新会社の完全子会社として経営統合に合流する方向で協議していく。 DNPは丸善、TRC、ジュンク堂を相次いで傘下に収めて教育・出版
Twitterには、ほかのユーザーのつぶやきに対して返信できる機能「リプライ」がある。つぶやきに、「@」に続けて相手のIDを加えれば、そのつぶやきが相手の「リプライ一覧」に載る仕組み。「@」を付けることで「あなたあてのつぶやきですよ」と表明するというわけだ。 例えば、itmedia_newsのアカウントに投稿された「誰か暇な人いませんか?」というつぶやきに、「暇だよ!」と返信したい場合。投稿フォームに「@itmedia_news 暇だよ!」と入力すれば、itmedia_newsのリプライ一覧「@itmedia_news関連のつぶやき」に載る。リプライ一覧は、ユーザートップページ右カラムの「@ユーザーID」(この場合は「@itmedia_news」)をクリックすれば表示される。 リプライ専用ボタンもある。各つぶやきの右側に出る矢印マークがそれで、クリックすれば投稿フォーム上に自動で「@相手の
Twitterのサードパーティーアプリケーションにまつわる深刻な脆弱性情報が英国のブログに掲載された。 Twitterには深刻な脆弱性があり、ユーザーが特定のつぶやきを見ただけでアカウントを乗っ取られてしまう恐れがある――。英国のSEO情報ブログにそんな情報が掲載された。 この情報は、SEOサービスの専門家デビッド・ネイラー氏のブログに8月25~26日に掲載された。それによると、脆弱性はサードパーティーのアプリケーションに起因する。Twitterのつぶやきは、例えばTweetDeck、TwitterFox、HootSuiteといった専用アプリケーションから投稿することもでき、この場合は使われたアプリケーション名がつぶやきの下に表示される。 しかしこの部分は、外部のアプリケーション開発者がTwitterのフォームに入力した内容がそのまま反映され、例えばHTMLコードやJavaScriptのs
著者プロフィール 長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ) 兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。 日本の出版流通の際立った特徴は、日本出版販売(日販)とトーハンという2大取次(出版業界では卸売業、問屋)が君臨していることである。この2社の売り上げがいかに突出しているかは、取次上位7社の直近の年商を見てみれば一目瞭然だ。 出版社上位4社の年商は『新文化』の決算記事によると、講談社1350億円、小学館1275億円、9月に新しい決算が出る集英社が1376億円、角川グループホールディングスが映像事業339億円を含んで1416億円。 書店上位5社の年
クリプトン・フューチャー・メディアは8月19日、「ニコニコ動画」に投稿されていた、初音ミクが歌う「白いクスリ」の動画の削除依頼をめぐり、都内で関係各社と初回の協議を行ったことを明らかにした。「一定の成果が得られた」という。 白いクスリは、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された酒井法子容疑者の代表曲「碧いうさぎ」の替え歌をミクが歌う動画。8日にニコニコ動画に投稿されたが、クリプトンの削除依頼を受けてニワンゴが11日に削除。ニワンゴは17日になって「削除依頼に法的根拠がない」として削除を撤回し、動画を復帰させた。動画はその後、投稿者が削除した。 クリプトンはこれを受けて17日、「(「VOCALOID2」開発元の)ヤマハと協議した上で、後日見解を発表する」とコメント。19日には都内で、関係各社と状況確認を含めた初回の協議を行った。「十全な意思疎通のもとで、協議を繰り返してまいりますので、弊社からの
「初音ミク」開発元のクリプトン・フューチャー・メディアは8月13日、「ニコニコ動画」に投稿されていた、初音ミクを使って作られた「碧いうさぎ」の替え歌「白いクスリ」を削除申請した理由について、「ピアプロ開発者BLOG」で説明した。「当社の営業上の利益と信用が侵害されるおそれを考慮して」削除を申し立てたという。 白いクスリは、覚せい剤取締法違反の疑いで8日に逮捕された酒井法子容疑者の代表曲「碧いうさぎ」の替え歌で、9日に投稿されたもの。「あとどれくらい逃亡すれば あなたのクスリ 抜けるかしら」など、覚せい剤や酒井容疑者をほうふつとさせる歌詞で、ニュースサイトにも取り上げられて話題になり、10万回以上再生されていたが、クリプトンの申し立てで11日、ニワンゴが削除した。 クリプトンはこの動画が、「特定の個人の名誉を毀損(きそん)するおそれのある歌詞を、当社製品『初音ミク』の合成音声で歌わせる内容を
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