一時期、バラエティがひな壇に芸人が並ぶスタイルの番組ばかりだったこともあったが、最近はその勢いが衰えてきている。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の成功を機に、制作費を極端に抑えられるため、各局がこぞってフォーマットを模倣してきた。だた、視聴者にも飽きがきたのか、かつての勢いがなくなってきているのが現状だ。 トークバラエティに辟易!? 「コント番組」への渇望 ■次第に淘汰されていったひな壇芸人たち トークバラエティのスタイルとして、いわゆる“ひな壇バラエティ”はすっかり定番となった。複数人のゲストを出演させる時に、ひな壇であればスタジオセットも組みやすいし、大まかなテーマはあるにせよ、司会の仕切りのもと基本的にはフリートークとなる。何よりも“ひな壇芸人”のギャラは高くても3ケタに届くことはないと言われているため、低コストで面白い番組が制作できるというメリットがあるのだ。そんな理由もあって