例えば「きゅうり+はちみつ=メロン」が有名なのだが、いくつかの味を足し算することで、新しい味が生まれて「食べたことのあるアレ」にそっくりな味になる、そんな話をきいたことがあるだろうか。ネットやテレビでも時折話題になるのだが、仮にこれを「味合わせ(あじあわせ)」と呼ぶことにする。味と味を合わせるから味合わせぐらいの思いつきだ。さて、この”味合わせ”、一つくらいは何か思い浮かんだり、実際に試したことがある読者の方もいるかもしれない。 有名なものとして以下のような例がある。 ・プリン+醤油=うに ・きゅうり+はちみつ=メロン ・ウーロン茶+炭酸=ビール ・ひきわり納豆+生クリーム=ピーナッツバター ・牛乳+麦茶=コーヒー牛乳 などなど。 この手の味合わせ、ほとんどが素材単体品で、料理のメニューとなるほどのものではなく、記者自身そこが味合わせの限界であることに、これまで疑う余地すらなかった。 しか