ブックマーク / kougasetumei.hatenablog.com (4)

  • 404↓ - Underground Magazine Archives

    sukekyo
    sukekyo 2021/12/05
    “劇画のエロは全然エロくないと俺は思ったんだけど、一般の人も実はそう思ってたらしい。だって『シベール』を出したら、そのあとみんなそういう雑誌になっていった(笑)。じゃあ、みんなそう思ってたんだって。”
  • 吾妻ひでおの『夜の魚』に見る80年代の不毛と地続きの今 - Underground Magazine Archives

    大塚英志『教養としての〈まんが・アニメ〉』では吾ひでおの『夜の魚』という短編について10頁ほど紙幅を割いて取り上げている。 この作品は「吾人の無意識」が非常に顕著に出ており、おそらく吾人も大塚の指摘で、この作品の真価を知ったのかもしれない。 例えば『夜の魚』にある、男たちがリアルな女性に怯みながら「昆虫のような異形の存在とは、かろうじで性交可能」という描写は「記号絵を介してしか女性の身体性と向き合えない男たちの性意識」を冷徹に表現していると大塚は語る。 大塚はこうした1980年代のロリコン文化(おたく)が生んだ現代まで地続きの「不毛」*1を『夜の魚』に見い出だし、やはり、それを「ロリコン漫画の生みの親」である吾ひでお以外が描き得なかった事に、真の価値を置いているのだろう。 また吾の描くリアルな女性像は、例えばつげ義春作品の「リアリズム調に描かれた醜悪な女性や老女」(ガロ時代の

    吾妻ひでおの『夜の魚』に見る80年代の不毛と地続きの今 - Underground Magazine Archives
    sukekyo
    sukekyo 2020/05/31
    容姿についての言及を作品というもので絶えずしなきゃらならいって因果な商売でもあるんだなあマンガ家って。吾妻ひでおさんが唯一のように描かれてるけどアプローチこそちがえど多数存在するとは思うんだけどな。
  • いじめられっ子漫画家 山田花子の『隠蔽された障害』をめぐるレポート - Underground Magazine Archives

    いじめられっ子漫画家 山田花子の隠蔽された障害 虫塚虫蔵 (追悼号となった『ガロ』1992年8月号) 面識がないのに、過去のどこかで関わった存在。見て見ぬふりして、無理にも顔をそむけたその存在。つまりこの人は、弱者にとって忘れられない存在だ。(文庫版『自殺直前日記 改』西村賢太の帯文より) 1.はじめに 2.山田花子の生涯 2-1.幼少期~小学生時代 2-2.中学入学後~投身自殺 3.隠蔽された障害の正体 4.「表問題児」と「裏問題児」 4-1.差別的感覚と被差別的感覚の同居 4-2.いじめられっ子でいじめっ子 5.書の問題点 山田花子プロフィール 寄稿/山田花子「自由(ラク)に生きる方法(ヒステリー治療によせて)」 解説/根敬「マリアの肛門を見た女」 解説/手塚能理子「姿優しく色美しく」 解説/阿部幸弘(精神科医)「ぎゅうぎゅう詰めの空っぽ」 寄稿/蛭子能収「それでは山田花子さん、さ

    いじめられっ子漫画家 山田花子の『隠蔽された障害』をめぐるレポート - Underground Magazine Archives
    sukekyo
    sukekyo 2018/09/27
    平成のはじめに活躍された方の記事を平成の終わりに読むのなあ。たまがイカ天でブレイクされた時「私は前から知っていてざまあみろと思った」という大人気ないマウンティング描写がすごく印象的だったなあ。
  • 鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退 - Underground Magazine Archives

    鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退 虫塚虫蔵 日趣味史概説 では90年代の「悪趣味」とは何だったのか? さいごに 付記「日趣味文化歴史的変遷」 日趣味史概説 鬼畜や悪趣味は数十年間隔で定期的にブームになる。3つ挙げるとすれば、大正末期から昭和初期にかけてのエログロナンセンス文化、戦後混乱期に濫造されたカストリ雑誌群、そして世紀末の『危ない1号』*1を頂点とする鬼畜ブームである*2。 3つのブームは一見似ているが成立背景が異なり、特に世紀末の「悪趣味」は街が清潔になって汚穢が見えなくなった事の裏返し、怖いもの見たさがあった。 昭和初期も『グロテスク』(1928年-1931年)というインテリ向けの元祖鬼畜が存在していたが、当局より幾度となく弾圧され発禁処分になったことでも知られている*3。 しかし戦後を迎えると、それまでの激しい言論統制や出版規制から解放され*4、同

    鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退 - Underground Magazine Archives
    sukekyo
    sukekyo 2018/06/04
    淵から底を見て「うわ、こえー」ってのが当時の「悪趣味」ブームだったけど、それにブーストされて勢いで底に飛び込んで「意外に死なない」ってやりはじめてブラックユーモアは崩壊した認識ではいる。
  • 1