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ブックマーク / perfectday.jp (9)

  • 推薦日用品 no.33 〈Chicago Comb〉の Model No.1

    大人になった僕が選んだアメリカ製の櫛。古き良き時代への敬意が込められた、身だしなみに欠かせないアイテムをご紹介します。 no.33 |〈Chicago Comb〉の Model No.1 『スタンド・バイ・ミー』という映画が好きで、折に触れてみかえすようにしている。一番気に入っているのは「太っちょの少年」がほかの仲間に櫛を自慢するシーンだ。別に重要な場面ではないし、ほかに有名なシーンはいくらでもあるのだけど、自分でも不思議になるほど記憶に残っている。だから――というのは短絡的かもしれないが、僕にとって「櫛」は大人の象徴であり、いつか「いいもの」を買おうと密かに計画していた。 光沢感のあるシルバーと、シックな印象のブラックの2色展開。レザーケースも発売されていて、組み合わせも楽しめるようになっている。このタイプの櫛は「男のアイテム」というイメージがあるが、Model No.1ならば性別を問わ

    推薦日用品 no.33 〈Chicago Comb〉の Model No.1
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    sukeroc 2020/05/16
  • 推薦日用品 no.29 〈internoitaliano〉のカラフェとグラス

    no.29 |〈internoitaliano〉のカラフェとグラス 霧掛かった、鮮やかで深みのあるグリーン。 柔らか過ぎず、硬過ぎないフォルム。 自然な色合いがガラスと調和した、木製の栓。 適度なボリューム感のある木栓が、コトンとガラスに乗っかるだけのシンプルな構成。複雑な造形がないので、飲み水を入れるカラフェにとって最適な、清潔感のある形状。植物のような暖かみのあるグリーンは際立ちながらもインテリアに馴染んでくれそうです。 どんなに綺麗な器を使っていても、卓に置かれたペットボトルを目前にすると急に、現実的な、濃厚な生活感がテーブルを支配してしまいます。それがカラフェを導入するだけで生活の質が上がるのであれば! 個人的に今一番生活に取り入れたいプロダクト。カラフェは使わなくても成立してしまう追加的なプロダクトで、まさに「丁寧な生活」の為の器具です。でもお気に入りの器と美味しそうな料理

    推薦日用品 no.29 〈internoitaliano〉のカラフェとグラス
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    sukeroc 2019/09/07
  • 「インドの手仕事、それは未来」#01 HaaTが見たものづくりの原点

    「インドには生きた手仕事がある」そう語るのは、ISSEY MIYAKE INC.のブランド〈HaaT〉トータルディレクター皆川魔鬼子氏。テキスタイルデザイナーとして第一線で活躍してきた彼女が、約40年前のインドで目にしたのは、使い込まれ人々の体に良く馴染んだ美しい布の数々だった。そしてその光景は、現在も〈HaaT〉のなかで生き続けている。 最新技術を駆使し、新たなものづくりに挑戦し続ける彼らは、今なぜ「手仕事」というとても原始的な方法を選択するのだろうか。全5話を通してその答えを探した。 2月末、まだまだ寒い東京を飛び立って初夏のインドへ向かった。 シンガポール経由で約14時間。アラビア海に面した半島に位置する、グジャラート州アーメダバードに到着した。空港から旧市街にあるホテルまでは約20分。初めて降り立ったインドの空気を身体いっぱいに感じようと、車の窓を全開にする。 インドと言って真っ先

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    sukeroc 2019/05/23
  • 推薦日用品 no.23 リサ・ラーソンのゆのみマグ

    no.23 | リサ・ラーソンのゆのみマグ 物心つく頃から日用雑貨が好きで、特に器には強いこだわりを持っていた。最初に自分の意志でマグカップを買ったのは10歳くらいの時だったと記憶している。それはとても派手なストライプ柄のマグカップで、当時はしたり顔で使っていたが、今となっては思い出すたびに赤面しそうになるほど野暮ったい代物だった(趣味の悪いデザイナーズマンションに貼られているストライプ柄の壁紙を見るたびに、僕はそのマグカップのことを思い出して胃の辺りが痒くなってしまう)。 それから約15年。失敗を何度も繰り返しながらようやく出会えたのが、今回紹介するプロダクト『ゆのみマグ』だ。 『ゆのみマグ』はその名の通り、ゆのみのような形をしたマグカップだ。デザインしたのは北欧を代表する作家のリサ・ラーソン。『おさけとり』や『しんじるたぬき』など、リサ・ラーソンは日文化の影響を感じさせる作品を数多

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    sukeroc 2019/03/12
  • 推薦日用品 no.17 commonのテーブルウェア – PERFECT DAY

    no.17 | Commonのテーブルウェア こんにちは。いよいよ年末が近づいてきましたが、皆さんはどうお過ごしですか?僕はと言えば、ただでさえ忙しい年の瀬に引っ越しをすることになったので、目が回るような日々を過ごしています。同じように新しい生活の準備で大忙しという人も多いのではないでしょうか?さて、今回は新生活の最初の一枚にぴったりなテーブルウェアを紹介しようと思います。「時間が無くて器を選ぶ暇もない!」という方の参考になれば幸いです。 こちらは器メーカー<東京西海株式会社>のテーブルウェアシリーズ〈Common〉です。そのブランド名が示すとおり、どんな場所や空間にも調和する普遍性の高さが特徴となっています。プロダクトデザインを手掛けたのは『ラインの時計』の回でも紹介した角田陽太さんです。 ところで、”最初の器”に求められる条件とはなんでしょうか?たくさんあると思いますが、絞りに絞

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    sukeroc 2018/11/21
  • 推薦日用品 no.04デニムエプロン

    no.04| デニムのエプロン デザイナーという仕事をしていると「あなたが買うものは、全てどこかのブランド品か、デザイナーが監修したものなんでしょ」なんてそう思われている、、気がする。確かに半分当たってる。というかこの時代、ブランドネームの付いていない物のほうが珍しい。何をどこで買っても、ブランド名やメーカー名、ショップ名がもれなく付いてくる。でもそんな時代だからこそ、ノーブランドの物から良品を見つけるのは、宝探しみたいな楽しさがある。 このデニムのエプロンは、当にただのエプロン。ブランドの刺繍もない。たしか、近所のホームセンターで見つけて買った、だけど愛用品だ。丈の長いデニム生地は、製作で出る金属の粉や、熱したガラス、陶芸の泥などから服を守ってくれるし、とても堅牢。道具を巻いて持ち出す事もあれば、そのまま料理時にも使う。 宝探しは経験上、ホームセンター、蚤の市、アメリカンビンテージ系か

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    sukeroc 2018/06/27
  • 推薦日用品 no.03 RIVERSのストレーナーポット HERON

    no.03| RIVERSのストレーナーポット HERON 個人的な話になりますが、夏になると無性に冷たいコーヒーを飲みたくなります。背の高いグラスで飲む喫茶店のアイスコーヒー、公園で夕涼みしながら飲むアイスカフェオレ。文字にするだけでもうたまりません。「コーヒーは人類が発明した最高の嗜好品である」という言葉がありますが、まさにそのとおりだと思います。 お店や屋外で飲むのも好きですが、自宅で楽しむのもけっこう好きです。なんといっても安上がりだし、自分好みに味を調整できるのがいい。特に今回紹介するアイテムに出会ってからは、家でコーヒーを作る機会がかなり増えました。 こちらはドリンクウェアメーカーのRIVERSが手がけたポット『HELON』です。ストレーナーに挽いた豆をセットし、水を入れて一晩置いておくだけで水出しコーヒーを作ることができます。時間をかけて豆の風味を引き出しているので味わいはと

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    sukeroc 2018/06/20
  • 推薦日用品 no.02カキモリのローラーボール


    no.02| カキモリのローラーボール ずっと探していたものに出会えたと思った。アクセサリーや工芸品の発送で「ありがとう」と一言カードに書く時。結婚式の招待状に参加の丸を書く時。「いい線」のペンが欲しいと思ってた。 これは、万年筆のインクを使うボールペン。自分で好きな色を選んできて、体に入れて使うペン。まず無限にあるインク選びが楽しく悩ましい。茶色が案外かわいい、、いやダークグレーも捨てがたい。悩んで自分は濃い紫を選んだ。インクで書かれた線は、筆圧や書くスピードでうっすら濃淡ができる。水彩画みたいな線。なんだか温かみのある字になって、書く度「…おぉ…いいな…」と心がニヤける。万年筆よりラフに使えるのがナイス。当は毎日使ってあげたいけどそうもいかず、たまにインクを詰まらせてしまうけど、ペン先だけ別売りされていて交換できるのがかなり助かる。 行ける人は是非ともカキモリのお店に行ってもらいた

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    sukeroc 2018/06/12
  • 推薦日用品 no.01 greenicheのブックエンド

    no.01| greenicheのブックエンド 自分がむかし購入したものを見て(もっと考えて買えばよかった……)と後悔することってありませんか?僕はあるルールを思いつくまで、何度も何度も痛い目にあってきました。そのルールとは”自分が10年後も使っている姿を想像できるものを選ぶ”というもの。無駄遣いは減るし、審美眼も養われるし、我ながら実にいいアイデアだったと思います。 もちろんデメリットもあって、例えばスリッパを選ぶのに半年掛かったりします(同居人にとってはたまったものじゃないだろうなと思います)。自分で作ったルールで困るというのも変な話ですが、これはけっこう大変です。だからこそ、そのハードルを飛び越えてくるものに出会えたときの嬉しさはちょっと言葉では表現できないものがあります。今回紹介するプロダクトはまさにそういうアイテムです。 こちらは北欧家具を取り扱うgreenicheのオリジナルブ

    推薦日用品 no.01 greenicheのブックエンド
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    sukeroc 2018/06/06
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