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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (24)

  • 東芝経営危機が象徴する、止まらない日本の技術流出

    <東芝の半導体部門の売却に、世界の優良企業が名乗りを上げている。これまで日が培ってきた高度な製造技術は、資金調達ができない日からは流出するばかり> 東芝は、傘下の原子炉製造会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)に関して「チャプター11(米連邦破産法11条)」を適用して債務を整理し、同時にWHの価値が減損されることで、東芝は資金調達能力を大きく減らすことになりました。 そのような苦境に対して、東芝は企業としての存続を図るために半導体部門を売却することにしたわけですが、フタを開けてみるとグーグルやアマゾンといった一流どころ、つまり世界のテック関連企業の中でも特に高い利益率を誇っている企業が名乗りを上げていることに衝撃が走っています。 これは東芝という一企業の問題ではありません。長年にわたって有形無形の努力を重ねて競争力を維持してきた先端産業を、日という国は「持ち続けることができず

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    sumicom 2017/04/04
  • ピケティ理論はやがて成立しなくなる

    オールドエコノミーの終焉 スマートフォンの普及によって、ビジネスのインフラに質的な変化が訪れ、新しい資の時代が動き始めた JLGutierrez-iStockphoto.com 「楽天はすでにオールドエコノミー」と、誌ウェブコラム「経済ニュースの文脈を読む」でお馴染みの評論家であり、億単位の資産を運用する個人投資家でもある加谷珪一氏は言う。インターネット環境の急激な進展により、新しい資の時代が動き始めており、そこでは稼ぎ方も働き方も、すべてが変わるのだという。 楽天は設立が1997年で、株式店頭上場が2000年。わずか3年で上場している。今では1万2000人以上(連結)の従業員を抱え、売上高は6000億円弱(2014年)という日を代表するネット企業だ。これのどこがオールドエコノミーなのか。 加谷氏によれば、最近では「設立からわずか数か月で企業を売却し、上場することなく巨額の富を生

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    sumicom 2015/11/25
  • マイナンバー歴44年の僕から一言

    あなたのマイナンバーは届いたかな? 実は僕、皆さんより一足先にマイナンバーを持っているんだ。なんと44年前からね。 ということで今回は"マイナンバーの先輩"として色々話させてもらいましょう。 もちろん、僕が持っているのはアメリカのものだから、正確にいうと「マイナンバー」ではない。アメリカの場合はSocial Security Number(社会保障番号、略してSSN)と呼ばれている。 考えてみれば英語で「マイナンバー」とは「私の番号」という意味。"Can I have your my number?"(あなたの私の番号を教えてください)は、結構ばかばかしいセンテンスとなってしまう。日の役所の方々は英語でやり取りするときはどう対応するのかな? 時は1936年、大恐慌の真っ最中だった。ニューディール政策の一環として発足した社会保障プログラムに合わせ、SSNは発行された。当時は年金の管理用だっ

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    sumicom 2015/10/09
  • レノンとジョブズ、そしてiPodと吉原治良

    『レノンとジョブズ――変革を呼ぶフール』(井口尚樹著、彩流社)の主役は、タイトルのとおりジョン・レノンとスティーブ・ジョブズ。ふたりの天才をさまざまな角度から比較しつつ、宗教、人種、諍い、芸術、文学などさまざまな方向へと話題を広げ、深く考察している。なお「イントロ」には、こう書かれている。 パソコンを自己拡張の道具、解放の器とみなすスティーブ・ジョブズは、アップル社のキャンペーン「シンクディファレント」で、偉大な変革者たちを取り上げた。(中略)キャンペーンには、アインシュタイン、ピカソ、チャップリン、ディランらとともに、ジョン・レノンの姿もあった。(7ページより) そして次に続く「彼らからジョブズは、多くを学んでいる」というフレーズも、充分に納得できるものだろう。が、「シンクディファレント」のキャンペーンが、ビートルズが彼らのアイドルを並べたアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハー

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    sumicom 2015/08/24
  • 「スマホ断ち」で成績がガタ落ちに?

    スマートフォンや携帯電話を授業や会議に持って行くと、ついいじったりして集中できなくなるから禁止すべき──よく耳にする主張だが、実際はむしろ逆効果かもしれない。 米ミズーリ大学は先頃、スマホが手の届く場所にないとユーザーの不安やストレスが高まることを示す研究を発表した。精神面だけでなく認知能力まで阻害され、成績や仕事ぶりにも悪影響を及ぼす恐れがあるという。 同大学の研究チームはまず、スマホの利用者136人(うち117人がiPhoneユーザー)に単語探しのパズルに取り組ませ、その間に心拍数と血圧を記録。次に、ブルートゥースが血圧測定機に支障を来すという口実でユーザーからスマホを取り上げ、別室に保管した。その後もユーザーにパズルを続行させたところ、心拍数も血圧も上昇した。 同時に行ったもう1つの実験では、別室に保管したスマホに電話をかけるとどうなるかを検証した。鳴り響く着信音をただ聞いているしか

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    sumicom 2015/02/13
  • 【年末写真集特集1】戦争と平和を往来する旅

    BETWEEN WAR AND PEACE Photographs by James Hill マイユボワ(フランス、07年) わが子の写真に表れているのは美よりも、親の愛情とその複雑さだ。子供たちはいつも、私が撮った写真は自分じゃないみたいと言う。私にとってこれらの写真は、離れている日が多くても、その時は彼らのそばにいたことの証し 「喜びで満たしてくれる記憶を大切にすると同時に、暴力的で残酷な記憶を消そうとした。しかし戦場に行った多くの写真家と同じように、その亡霊を抑え込むのには苦労した」 ニューヨーク・タイムズのカメラマンで、ピュリツァー賞受賞者のジェームズ・ヒルは写真集『戦争と平和の間で』の中でこう書いている。50枚の写真と一枚一枚の背景について記した手記から成るこのには、イラク戦争や英ウィリアム王子の結婚式、ローマ法王(教皇)ヨハネ・パウロ2世の死去などさまざまな歴史的瞬間が収め

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    sumicom 2014/12/02
  • 朝日「誤報」で日本が「誤解」されたという誤解

    いわゆる「従軍慰安婦」問題をめぐる証言記事に関して朝日新聞が誤りを認め、取り消したことに関連して、あらためてこの「従軍慰安婦」の議論が盛んになっています。その議論の多くは「誤報」、つまり「狭義の強制」があったと報道されたことで、「国際社会の誤解」を招いた朝日新聞には責任があるという考え方です。 例えば安倍首相は9月14日のNHKの番組で、朝日新聞が「世界に向かってしっかりと取り消していくことが求められている」と述べたそうですし、加藤勝信官房副長官も17日の記者会見で、「誤報に基づく影響の解消に努力してほしい」と述べています。 また朝日新聞の訂正直後に実施された、読売新聞の世論調査によれば、『朝日新聞の過去の記事が、国際社会における日の評価に「悪い影響を与えた」と思う人が71%に達した』そうです。 しかし、こうした「国際社会に誤解されている」という議論は、それ自体が「誤解」であると考えるべ

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    sumicom 2014/09/18
  • 完璧過ぎる結婚式がニッポンをダメにする

    今週のコラムニスト:スティーブン・ウォルシュ [6月24日号掲載] 日の6月はあまり好きではない。毎年この時期には、少し落ち着かない気分になる。梅雨がやって来るからではない。むしろ雨が多いイギリスの故郷を思い出すし、満開のアジサイに小雨が降り注ぐ光景はこの上なく日的で美しい。 私が6月が苦手なのは、結婚式シーズンだから。日の伝統的な「欧米式」結婚式ほど耐え難いものはない。 この時期はいつも、郵便受けにこじゃれた封筒が入ってないかとビクビクする。子供がめでたく結婚することになったので、式に来てほしいという内容のアレだ。これが届いたら、もう逃げられない! 日結婚式が耐え難い要因は複数ある。まずは身体的苦痛。日の夏に黒いスーツを着るのは拷問に等しい。次にキリスト教を装った結婚式に加わるという信仰面での苦痛。私自身、多くのカップルに祝福を与える「週末神父」をやらないかとスカウトされたこ

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  • 「ヤジ事件」を機に、社会的セクハラ体質を徹底検証しては?

    東京都議会の議場で発生した女性議員への「ヤジ事件」ですが、解決のプロセスはともかく、この種の発言は完全に「アウト」であることが広範に認知されたというのは、一つの前進なのだと思います。 では、これで「事件」に関しては犯人探しと謝罪といったみそぎをすれば解決ということでいいのでしょうか? そうではないと思います。この機会に、社会に残るセクハラ体質について、様々な議論が必要だと思います。 3つ指摘したいと思います。 1つは人身売買の問題です。例えば、この月曜日にも、東京都東大和市で「12歳の女子中学生を拉致した男が、「一生家に帰らせない。売り飛ばしたら2000万円になる」などと脅して監禁した容疑で逮捕されるという事件がありました。この種の「女性の人身売買」ということが、まだまだ「場合によってはあり得る話」として社会にあふれている状況があります。 4月期の連続ドラマの中でも、例えば『極悪がんぼ』と

    「ヤジ事件」を機に、社会的セクハラ体質を徹底検証しては?
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    sumicom 2014/06/24
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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    sumicom 2014/03/17
  • Newsweek アラファトは83%の確率で殺された。

    犯人は誰? 不自然なアラファトの死には、以前から毒殺疑惑があった(04年、パレスチナ自治区ラマッラー) Ammar Awad-Reuters スイスの科学者チームが、パレスチナ自治政府のヤセル・アラファト前大統領の遺体から採取したサンプルから、ありえないほど高濃度の放射性ポロニウム210を検出した。これはアラファトが毒殺された可能性を裏付けるものだ。 ポロニウムは放射性同位体で、06年にロンドンで亡くなった元KGB工作員のアレクサンダー・リトビネンコにも使われた毒物だ。 中東のテレビ局アルジャジーラが伝えるところによると、スイスのローザンヌ大学法医学研究所の調査チームがアラファトの肋骨と骨盤から通常の18倍以上にあたる濃度のポロニウムを検出したことを発表。調査にあたった科学者たちは、83%の確率でポロニウムがアラファトの死因だと確信しているとのことだ。 アラファトは、04年の10月12日に

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    sumicom 2013/11/07
  • 忙し過ぎる夏休みが子供の可能性をつぶす

    今週のコラムニスト:スティーブン・ウォルシュ [10月1日号掲載] 長い夏休みが終わって、2学期が始まった。日中の親たちから安堵のため息が聞こえてくるようだ。そして、子供たちの安堵のため息も──楽しい夏休みが終わってしまったというのに、子供たちがほっとするのはなぜ? まず私が日の夏休みで驚いたのは宿題の多さ。ほかにもポスター製作や作文コンクールへの応募が奨励され、部活の練習にも駆り出される。さらには林間学校や臨海学校、博物館見学にラジオ体操......。課題や行事が盛りだくさんのおかげで、子供を楽しませなければいけないという親たちの負担感は減り、子供も長い自由時間を有効に活用できる──。 イングランド北部で育った私の子供時代とは大違いだ。夏休みには宿題はなく、大した予定もなかった。共働き家庭が多かったから大人の目もなかった。私は毎朝、自転車で冒険旅行に出掛け、夕方、両親が帰宅する頃に家

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    sumicom 2013/10/07
  • アメリカ1%対99%の格差が過去最大に

    深刻な不況からなかなか立ち直れないアメリカで、富裕層貧困層の格差が史上最大に広がっていることが分かった。 先週発表された報告書「突然金持ちに――アメリカにおける高額所得者の誕生」は、カリフォルニア大学バークレー校のエマヌエル・サエス教授によるもの。1913〜2012年の米内国歳入庁(IRS)のデータを分析し、拡大する一方の所得格差について注目すべき結論を出している。 報告書によれば、アメリカのいわゆる「1%の金持ち」の所得は08年の金融危機当時からほぼ完全に回復している。ところが残り99%の人たちの所得は、ようやく戻り始めたところだ。 特効薬は所得再分配だが それだけではない。昨年のアメリカでは、上位10%の世帯の所得が総所得の50.4%を占めた。1917年以降で最大の割合だ。上位1%が総世帯所得に占める割合は過去最大で、19.3%だった。 アメリカの低所得層にとって悪いニュースはまだ続

  • 「ディーゼル特急を守れ」、JR北海道のギリギリの闘い

    ここニュージャージー州をはじめ、ニューヨークからマサチューセッツなどの米国北東部では、夏というのは道路工事の季節です。あちこちで、路面をはがして再舗装する作業が続いています。というのも、12月から1月には大雪が降ったり、気温が摂氏で氷点下10度を下回る中で、路面が凍結を繰り返す中で数年で舗装がガタガタになってしまうからです。 そうした工事区間を通りながら、私はJR北海道のことを考えていました。実はJR北海道が現在置かれている苦境というのは、ここ米国東北部のガタガタの路面と、ある意味で重なるものがあるからです。 そのJR北海道の特急列車では、ここ数年、発煙や発火の事故が多数発生していることから、11月にはダイヤ改正を行って、特急の最高速度を時速130キロから110キロに減速するという発表がされました。 日の鉄道技術、特に安全対策は世界最高水準であるのに、どうして北海道だけ事故が頻発するので

  • アメリカの「独立記念日」が「花火とBBQだけ」である理由とは?

    7月4日は、アメリカでは独立記念日の祝日です。アメリカというと、愛国心が強いとか、国旗や国歌が大好きというイメージがあり、この「独立記念日」の祝い方も確かに派手なものがあります。有名なNYのハドソン川、フィラデルフィア、ワシントンDC、ボストンなどだけでなく、全国各地で盛大に花火大会が行われますし、各家庭は「夏のバケーション」ということで旅行に出かけたり、あるいは家でBBQパーティーをしたり、年間を通じた休日の中でも「楽しみな日」というイメージだと思います。 しかし、裏返して考えると「それだけ」だということも言えます。「独立記念日」の祝賀行事で、大統領がスピーチをするということもありませんし、そもそも政治家がこの日に何か言うということもありません。また、「独立記念日に当たり、アメリカとは何かを問う」とか「愛国の原点に帰れ」などというような「お堅いシンポジウム」などもありません。 とにかく、

  • 物価と税金:庶民の気持ち

    先日、あるジャーナリストに誘われて会に出席した。そこには著名な時事雑誌の編集長と、ジャーナリストからスポーツグッズ企業の広報に転職し、現在はその企業の副社長という40代、さらに彼らの大先輩に当たる60代の某政府系メディアの論説員が同席した。誘ってくれたジャーナリスト氏もどちらかというと政府系メディアの人なので、無理のない顔ぶれだが、あまり政府系メディア、それもご重鎮のレベルとはご一緒することのないわたしは、ちょっと緊張した。 とはいえ、集まった人たちは昔からの知り合いらしく、あの話この話と、そこにいる異邦人のことを気にするでもなく、持ち込んだ白酒(シロザケ、ではなく、中国北方人が好んで飲むアルコール度40度以上のお酒のこと)を分けあい、賑やかに飲み、い、語り合っていた。そのほとんどが「誰がどうした、彼がどうした」的な業界話だったのだが、興味深かったのは話題が進むうちにスポーツグッズ企業

  • アップルの「旨み」

    「神経病!」(キチガイだ!) 周囲の人たちはみんな一言、吐き捨てるようにこう言って顔をしかめた。わたしの知っている限り、彼らの半数以上はアップルのiPhoneiPadのユーザーだ。もちろん、自宅や職場で使うコンピュータがマックだったり、スマホもタブレットも全部アップル製品で統一している人もいる。 だが、顔をしかめたのはそうした「果粉」(「アップルファン」の意。アップル「蘋果」とファン「粉絲」を掛けあわせた造語)だけではない。アンドロイドやウィンドウズPCにこだわりを持っている人たちですら、今のこの騒ぎになんともいえない気分を抱いている。中国でスマホやタブレットを使う人でここ1週間、この騒ぎを話題にしたことがない人はいないはずだ。 「この騒ぎ」とは、前回拙稿「権利とメディア」で触れた「315晩会」以降、激しさを増す「アップル叩き」だ。 3月15日の「世界消費者権利デー」に国営全国テレビ放送

  • 「追い出し部屋」と「体罰自殺」の何が問題なのか?

    年末の朝日新聞に「追い出し部屋」という大企業のリストラ策の一環についての記事が掲載されて話題になっています。この種の問題は20年ぐらい前からあり、終身雇用契約のために解雇が難しい中で、企業としては「リストラ対象」として指名した人間を、意図的に極端な閑職に追いやり最終的に自分から辞表を出させるというものです。 この問題については、「非現実的な雇用に関する規制が残っているからダメなんだ」という文脈で論じられることが多いようです。企業が一方的に従業員を解雇することができず、正社員の終身雇用が保護され「過ぎている」というわけです。この論調は「そのために、若い世代の労働機会が奪われている」という論理に結びつけることもされています。 私は、この問題に関しては、ある程度の規制緩和は必要ではないかと思います。但し、その場合は経営層から管理職層、専門職層に対して整理解雇の条件を緩くする一方で、非管理職、非専

  • どうして日本は6年間に6人の総理を取り替えたのか?

    今回『チェンジはどこへ消えたか オーラをなくしたオバマの試練』というを出版しました。2008年には「チェンジ」であるとか「イエス・ウィ・キャン」といったメッセージで全米を席巻し、2009年に就任すると「核廃絶のプラハ演説」や「カイロでのイスラムとの和解演説」などを評価されてノーベル平和賞を受賞したオバマですが、結局は1期目の4年間では「チェンジ」はできなかったのです。 その「結果」は世論にある種の落胆を感じさせました。ですが、それでもオバマは再選されたわけで、その理由を探る中から「向こう4年間」のアメリカの進路を読者の皆さまとご一緒に考えていきたい、それがこのの主旨です。 それにしても、アメリカの失業率は辛うじて8%を切ったばかりで、景気の戻りには強さは全くないわけです。また若者の雇用に関しては依然として状況は厳しく、このの中でも取り上げましたが「ウォール街占拠デモ」というのは「深層

  • さかもと未明氏の「機内で泣く幼児にブチ切れ」コメントをどう考えるか?

    漫画家のさかもと未明氏が、月刊誌「VOICE」2012年12月号に掲載したコメントは同誌発行元のウェブサイト「衆知」で公開されていることもあって話題になっています。 さかもと氏は、今年の夏に国内線の航空機に搭乗したところ、「赤ちゃんが泣き叫び通しだったのにブチ切れてしまったのだ。だって、客室乗務員さんが母親と一緒にあやしても泣きやむ気配はないし、逃げ込む場所もないんだもん。」という経験をしたのだそうです。 その場の状況ですが「その赤ちゃんは、たぶん1歳くらい。どうしてそんな体力が、と思うくらいに離陸から泣き叫び通しだった。(中略)お母さんもどうにもできなくてホトホト困っているのがわかる。ほかのお客さんも「言い聞かせてなんとかなる年齢ではないし、仕方ない」と思っているみたい。」だったそうです。 さかもと氏は「でも、私は耐えられなかった。「もうやだ、降りる、飛び降りる!」」ということで、「着陸