子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を防ぐHPVワクチンについて、厚生労働省は15日、積極的な勧奨が中止された間に機会を逃した女性が無料接種できるようにする方針を固めた。来年4月からの実施を検討し、対象者などを今後詰める。同日開かれたワクチン分科会で、専門家から異論が出なかったことを踏まえ判断した。 【年表】子宮頸がんワクチンを巡る経過 厚労省は、2013年6月に止まった積極的勧奨を来年度にも再開することを既に決めており、これに伴う救済措置となる。分科会では、対象者は最も幅広い9学年分とするのが適切だという意見が多数を占めた。1997~2005年度に生まれた女性が該当する。
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