Cisco Systemsのルータを制御するソフトウェアに3件のセキュリティホールが発見され、インターネットを含むコンピュータネットワークを混乱に陥れるおそれがあることがわかった。 カリフォルニア州サンノゼに本拠を置くCiscoが米国時間1月24日に発表したセキュリティ勧告によると、同社の「Internetwork Operating System(IOS)」に存在している脆弱性が悪用された場合、同ソフトウェアが稼働しているデバイスがクラッシュしたり、悪質なコードのリモート実行を招いたりする可能性があるという。IOSは、インターネットの基礎部分で数多く使用されている、Ciscoのルータおよびスイッチ上で動作するソフトウェア。 Ciscoのセキュリティ勧告を受け、U.S. Computer Emergency Readiness Team(US-CERT)も警告を発した。同組織のウェブサイト