AI技術のひとつディープラーニングの活用により、画像・映像の解析処理などの分野で劇的な精度向上がなされてきた。一方で、膨大な計算を必要とするそれをあらゆるモノがネットにつながる「IoT」のエッジデバイスで実現するための研究も進んでいる。 IoTデバイスでの活用に向けて省電力かつ高性能な専用ハードウェア(アクセラレータ)の重要性が増大。その実現手段として、現場で回路構成の変更が可能なFPGAを用いる方法がある。近年では、FPGAと高性能CPU・高速I/Oが集積されたFPGAが製品化され、システム全体をワンチップで構成でき、性能と柔軟性を高い電力効率で実現できつつあるという。 コニカミノルタは、同社の強みである画像・映像の高速処理技術を活かしたIoT・AI技術開発を推進していて、この度、東京大学大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 高前田伸也准教授と、ディープラーニングを高速処理する