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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (15)

  • まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明

    まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明 <天敵のいない環境で保護されて暮らすうちに、「天敵に捕獲されやすい」方向へと急速に進化しつつあることが研究で明らかに> オーストラリアに生息する可愛らしい有袋類「フサオネズミカンガルー」は、人類が持ち込んだ動物に捕されたり、生息地を奪われたりした結果、絶滅の危機に追い詰められた。現在では人間の手で保護されて徐々に数を増やしているのだが、その結果として「あらぬ方向」へと急速に進化してしまっているのだという。自然で生き延びられるようになってほしい、という科学者の思いに反する皮肉な流れだ。 ■【動画】保護下で暮らし続けた結果、間違った方向に進化してしまったフサオネズミカンガルー オーストラリアの南部と西部に生息するフサオネズミカンガルーは、絶滅危惧種に指定されている有袋類だ。生息数を増やすた

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    summer4an 2023/06/12
  • 治験中のがん新療法、18人全員の腫瘍が6ヶ月で消失 専門医「前代未聞」

    がん細胞が消えた...... 写真は、ヒト結腸がん細胞 NCI Center for Cancer Research/Urbain Weyemi, Christophe E. Redon, William M. Bonner <手術の必要もなく、薬の服用だけですべての患者が寛解に至った> アメリカで行われた小規模な臨床試験において、参加者全員のがんが消失する結果が確認された。研究に直接参加していないがん専門医も、「前代未聞」の効果だと述べ驚きをあらわにしている。 この臨床試験は、特定のタイプの直腸がんの患者を対象としたものだ。より多くの患者に適用するため現在も治験が続けられており、現在のところ18名に対して実施が完了している。治療薬のドスタリマブを従来よりも早い段階で投与したところ、これら18名において、投薬開始から6ヶ月後までに100%のケースで腫瘍が消失していることが確認された。 患者

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    summer4an 2022/06/15
  • 運用が延長された国際宇宙ステーション、2031年1月、ここに落下させる  

    ISS(国際宇宙ステーション)は、2031年に地球に落下する...... NASA/Roscosmos/REUTERS <バイデン政権によって国際宇宙ステーションの運用期間を2030年まで延長することとなったが、2031年に地球に落下させる計画が明らかになった> 米国のバイデン政権は、2021年12月31日、2024年までとされてきたISS(国際宇宙ステーション)の運用期間を2030年まで延長する方針を表明した。NASA(アメリカ航空宇宙局)では、この方針を受けて、2022年2月1日、「ISS移行計画」の最新版を発表し、2031年1月に南太平洋の「ポイント・ネモ」付近でISSを落下させる計画を明らかにした。 商用宇宙ステーションへ移行する計画 ISSは、NASA、欧州宇宙機関(ESA)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、カナダ宇宙庁(CSA)、ロシアの国営宇宙公社ロスコスモスによって共同で

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    summer4an 2022/02/10
  • FBやツイッター がトランプ動画を削除しても、右派「検閲なし」SNSが大盛況

    検閲なき抜け穴サイト、パーラーのスクリーンショット。下が大手で削除されたメッセージ動画。上の最新の動画では、違法に米議会を襲撃した人々を非難し、スムーズな政権移行を実現するとしながら、「我々のジャーニーは始まったばかりだ」と言っている Screenshot/Parler <「言論の自由を保障する」と謳う保守派ソーシャルメディアで数百万回も視聴され続けている> 2020年11月の米大統領選の選挙人投票集計が行われていた連邦議会で1月6日、ドナルド・トランプ大統領の支持者の一部が警備を破って米議会議事堂に乱入する騒ぎが発生した。この事態を受けてフェイスブック、ツイッターとYouTubeは、トランプが投稿したメッセージ動画を削除した。誤った情報を含み、さらなる暴力を煽るおそれがあると判断したためだ。 だがアメリカの保守派の間でツイッターやYouTubeに代わるソーシャルメディアとして人気が高まっ

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    summer4an 2021/01/09
  • 電磁波ヘッドギア、わずか2か月でアルツハイマー病の認知機能低下が改善

    専用ヘッドギアによる電磁気療法で、アルツハイマー病患者の認知パフォーマンスが向上 NEUROEM THERAPEUTICS, INC. <アメリカの研究者が独自の専用ヘッドギアを用いた経頭蓋電磁気療法の臨床実験において、アルツハイマー病患者の認知パフォーマンスが向上したことが明らかに......> 米南フロリダ大学で教授を務めた経験を持つゲイリー・アレンダッシュ博士は、米アリゾナ州フェニックスで医療機器会社「ニューロEM・セラピューティックス」を創設し、アルツハイマー病などの神経変性疾患に対する新たな治療法として経頭蓋電磁気療法(TEMT)の研究開発に取り組んできた。 「ニューロEM・セラピューティックス」は、2019年9月17日、独自の専用ヘッドギア「メモルEMTM」を用いた経頭蓋電磁気療法の臨床実験において、アルツハイマー病患者の認知パフォーマンスが向上したことを明らかにした。 一連の

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    summer4an 2019/09/26
  • 「世界最悪の雑草」がカリフォルニア州を侵略する

    新種のタンブルウィードがカリフォルニア州とアリゾナ州を侵略する、と研究者(写真は2014年、ニューメキシコ州) U.S. AIR FORCE/SENIOR AIRMAN ERICKA ENGBLOM <ロシア系とオーストラリア系の外来種を掛け合わせて生まれたハイブリッド種はサイズも繁殖スピードもモンスター級> 西部劇などでよく登場する、荒野をコロコロ転がる草。あのタンブルウィード(転がる草、回転草ともいう)が米カリフォルニア州の複数の地域で大繁殖している。それも、高さ2メートルまで巨大化することもある新種だ。科学者たちは、気候変動の影響で草が育ちやすい条件が揃っていることから、今後さらに増える可能性があると警告している。 <ひと目見ればわかるタンブルウィード> カリフォルニアで初めてこの種が確認されたのは2002年。ロシア中国が原産の種と、オーストラリアと南アフリカが原産の種が掛け合わさ

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    summer4an 2019/08/30
  • 巨大なホホジロザメが一匹残らず逃げる相手は

    Great White Sharks Are Terrified Of Orca, Study Reveals <体長5メートル超で向かうところ敵なしの巨大ホホジロザメだがシャチと遭遇すると即座に大切な狩り場まで明け渡して退散することが判明> 通常、物連鎖の頂点にいる巨大なホホジロザメが、縄張りにシャチが入ってくると逃げることが分かった。 米カリフォルニア州のファラロン湾国立海洋保護区でサメの個体数を調査していた研究チームは、同保護区にシャチが現れるとサメは姿を消し、そのシーズン中戻ってこないことに気づいた。 「これらのホホジロザメは巨大で、中には体長5.5メートルを超えるものもいる。通常は海を支配するサメたちだ」と、モントレーベイ水族館所属の科学者であるスコット・アンダーソンは声明で述べた。「我々は毎年、サウスイースト・ファラロン島でホホジロザメがゾウアザラシを捕するのを平均40件程

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    summer4an 2019/04/19
    生物
  • 自分のクローンを作って爆発的に増える新種のザリガニ

    <北米からペットとしてドイツに渡った普通のザリガニが、わずか5年で驚くべき進化を遂げた。このままだといずれ地球を覆いそうだ> ザリガニ(クレイフィッシュ)の仲間のほとんどは、人間と同じ方法で繁殖する。セックスをするのだ。ところが、ペットから進化を遂げたあるザリガニは、セックスをしない。代わりに自分のクローンを生み出すことで繁殖する。クローン能力を身につけたこのザリガニは今、オスなして爆発的に数を増やしている。 2月5日付けで学術誌ネイチャー・エコロジー&エボリューションに発表された論文によると、ドイツの研究者たちは、マーブルクレイフィッシュ(通称:ミステリークレイフィッシュ)と呼ばれる新種のザリガニのゲノム塩基配列を解読した。その結果、調べた11個体すべてのゲノムがほぼ同一であることがわかった。つまり、このマーブルクレイフィッシュは交配による生殖はしないということだ。北米に生息する原種は普

    自分のクローンを作って爆発的に増える新種のザリガニ
  • 肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見

    肺は空気を呼吸することにより、吸気内の酸素を血液中に取り込み、また血液中の二酸化炭素を呼気を通じて体外に排出する機能が一般に知られている。だがそれ以外に、哺乳類の肺には「血を作る」機能もあることが、米国の研究者らによって明らかになった。 科学の常識を覆す発見 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究チームが研究成果を発表し、学術誌「ネイチャー」に論文が掲載された。 科学の世界では数十年来、骨髄がほぼすべての血液成分を作っているという前提に立っていた。だが研究チームは、マウスを使った実験で、肺が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを発見。この数は、マウスの全血液に含まれる血小板の過半数に相当するという。血小板は、血管が損傷して血液が流れ出る時に血栓を作り、止血する役割を担う。 厳密には、従来の研究で、骨髄の中で血小板を生成する「巨核球」と呼ばれる細胞が、肺の中

    肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見
  • 深センに行ってきた:物を作れる人類が住む街で

    <パーツは何でもすぐそこで手に入る。作り方もわかる。深センは、世界で一番電子機器の中の仕組みを理解できるようになれる街、そして物を作れる人を作ってくれる街だった> あなたが持っているスマホが壊れたら、どうしますか?修理に出すか買い換えるか。ケースを開けて自分で直そうとする人は少数派でしょう。 今、先進国で売られている多くの物が、開けられない、直せない、作れない物になってしまっている。その結果、現代人の多くが「消費者」になってしまった。 昔の電子機器は、壊れたら蓋を開けて直したり、テレビを殴ったりしていたはずなのに。複雑化していった結果、開けられる、直せる人はどんどん少なくなっていった。 もちろん「何か買ったらまずは開けてみる」人種はアメリカにも日にもいる。10年ぐらい前に、組み込みエンジニアの奥井 (@naan)さんに、奥井さんみたいになるにはどうしたらいいのか聞いてみたことがある。彼の

    深センに行ってきた:物を作れる人類が住む街で
  • 体内に注射できるほど小さなカメラを3Dプリンターで作成

    <3Dプリンターを使って出力された、わずか100マイクロの塩つぶ大の極小カメラが、独シュトゥットガルト大学などの研究チームによって発表された> 人体の内部を覗くためのカメラは、驚くべき進化を遂げている。鉗子を備えて手術も行える内視鏡はすでに実用化されているし、口から飲み込んで消化管内部を撮影するカプセル型内視鏡も普及が進みつつある。 それでもなお、[2016年6月に独シュトゥットガルト大学などの研究チームが発表]したカメラは驚異的である。 このカメラは幅100マイクロメートルと、塩の粒大。3枚のレンズで構成されており、光ファイバー(こちらも髪の毛2分ほどの細さだ)に3Dプリンターからレンズを直接出力して取り付けたデバイスも開発されている。 光ファイバーだけでなく、デジカメなどに使われているイメージセンサー上にレンズを出力することも可能だという。 レンズは"direct laser wri

    体内に注射できるほど小さなカメラを3Dプリンターで作成
  • イギリスがEU国民投票で離脱を決断へ──疑問点をまとめてみた

    英BBCによると、23日にイギリスで行われた欧州連合(EU)を離脱するか、残留かについての国民投票で、離脱派が大勢を占める見込みとなったという。 自分自身は残留を望んでいたので、残念だし、信じられない思いもする。これほどイギリス人はEU嫌いだったのかと愕然とする。 離脱派が勝つ見込みとはいっても、残留支持派も半分近くいたわけだから、イギリスは大きく2つに割れたことになる。 改めて、現状とこれまでの経緯をまとめてみた(23日付けの筆者の「まとめ」記事に追加しました。) ──結果は予想されていたか? 今回の国民投票の結果ほど「予想がつかない」と言われた選挙はないといってよい。 複数の世論調査では離脱派と残留派の意見が拮抗した上に、これまでのような総選挙と違い、過去の結果と比較しながらの判断ができなかったからだ。 ──なぜ離脱派が支持されたのか? 巨大になったEUの官僚体制への不満、ユーロ圏経済

    イギリスがEU国民投票で離脱を決断へ──疑問点をまとめてみた
  • MITメディアラボ所長 伊藤穰一が考える「AI時代の仕事の未来」

    <機械が人間にとってかわり、多くの人々を失業させるのではという問題は、未だに重要だ。なんとか文化を変えて、お金を稼がない人にも尊厳を与えるような仕組みや制度を作り出せるだろうか?> 訳:Hiroo Yamagata 多くの人々を失業させるのではという問題 最近、技術研究者、経済学者、ヨーロッパの哲学者や進学者たちとの会合に参加した。参加者は他に、アンドリュー・マカフィー、エリック・ブリニョルフソン、リード・ホフマン、サム・アルトマン、エリック・サロビル神父だ。ぼくにとってこの会合が特におもしろかったのは、会話に神学的(この場合キリスト教的)な視点があったことだった。話題の中に出てきたのが、人工知能仕事の未来だった。 機械が人間にとってかわり、多くの人々を失業させるのではという問題は、何度も繰り返されてはいるけれど、未だに重要であり続けている。 サム・アルトマンらは、生産性の激増は経済的な

    MITメディアラボ所長 伊藤穰一が考える「AI時代の仕事の未来」
  • マイナンバー歴44年の僕から一言

    あなたのマイナンバーは届いたかな? 実は僕、皆さんより一足先にマイナンバーを持っているんだ。なんと44年前からね。 ということで今回は"マイナンバーの先輩"として色々話させてもらいましょう。 もちろん、僕が持っているのはアメリカのものだから、正確にいうと「マイナンバー」ではない。アメリカの場合はSocial Security Number(社会保障番号、略してSSN)と呼ばれている。 考えてみれば英語で「マイナンバー」とは「私の番号」という意味。"Can I have your my number?"(あなたの私の番号を教えてください)は、結構ばかばかしいセンテンスとなってしまう。日の役所の方々は英語でやり取りするときはどう対応するのかな? 時は1936年、大恐慌の真っ最中だった。ニューディール政策の一環として発足した社会保障プログラムに合わせ、SSNは発行された。当時は年金の管理用だっ

    マイナンバー歴44年の僕から一言
  • エアコンの電気代を約30%削減できる斬新発想のデバイス

    年々暑くなる夏......。エアコンの役割は益々大きくなっているが、それに伴って光熱費は上昇している。 この費用をどう節約するか。人によって、家庭によって、会社によって、その方法は様々だが、その選択肢が増えていくことは重要だ。 「Mistbox」は、エアコンの屋外機をミストで冷やすという方法を利用することで、エアコンの電気代を削減するデバイス。 設置も簡単で、コンロールデバイスと水を出すスプレーバーを屋外機に設置、水道とつなげ、アプリをダウンロードするだけ。その間5分程度という。 気になる電力は、太陽光パネルでまかなう。よって、バッテリーや電源を接続するための配線は必要ない。 エアコンの屋外機が高熱になると、自動で霧を噴射し、冷やしていく。もちろん、これらは全て自動制御されていく。 モバイルアプリでは、利用状況、電気代、またどれだけの節約ができているかを逐次確認することができる。 気になる

    エアコンの電気代を約30%削減できる斬新発想のデバイス
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