米半導体大手インテルのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO)(55)は2年前に就任して以来、パソコン市場に依存してきた体制からの脱却を徐々に進めてきた。 だが今回は危ない橋を渡ろうとしている。 クルザニッチ氏が1日に発表した米プログラマブル半導体メーカーのアルテラを167億ドル(約2兆0700億円)で買収する案件は、47年の歴史を持つインテルにとって過去最大規模だ。アナリストの間では買収額が高過ぎるとの声も出ている。 クルザニッチ氏自身も驚くべき金額とみなしている。同氏は1日のインタビューで「やや現実離れしている。金額はあまりにも高い」と語った。 だがアルテラの技術は、インテルで最も実入りの良いデータセンター向け半導体事業を拡大できるほか、 「モノのインターネット(IoT)」市場への進出で優位に立てるという効果をもたらすと確信している。 インテルには半導体業界の再編の波に乗るべき
インテル、プログラマブルなLSI「FPGA」大手のアルテラ買収を発表。XeonにFPGAを組み込む計画も表明 米インテルは、米アルテラの買収を発表しました。買収額は約16.7ビリオンドル(167億ドル、1ドル120円換算で2兆40億円)で、支払いはキャッシュで行われると説明されています。 アルテラは「FPGA」の大手。FPGA(Field Programmable Gate Array)とは、チップ内部のロジックをソフトウェアによってあとから自由に書き換えられるLSIの一種。ロジックを書き換えることで従来のLSIよりも特定の処理を非常に高速に処理できるようになります。 XeonとFPGAを組み合わせた製品を投入する計画 インテルは同社のXeonプロセッサとアルテラのFPGAを組み合わせ、データセンターやIoT向けの市場へ投入する計画を明らかにしています。下記は発表から引用。 The com
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く