マインドマップを使うと充実したエントリーになるように思う。しかし、マインドマップを描いた後は、集中力を使うせいか疲れてしまう。日々のエントリーを書くのに疲れてしまうようでは、ウェブログを書くのが続かなくなってしまいそうだ。マインドマップはここぞというテーマに限って、ふだんはこれまでの書き方に戻そうと思う。 さて、日本の近代化というテーマをしばらく追いかけているけれど、その一環で井上勲「王政復古」を読んだ。幕末の政治過程が詳細に描かれており、ずいぶん勉強になった。そのなかで、井上勲が服従の心理について考察している一節が印象に残った。少々長くなるけれども引用したいと思う。 ……外から強いられてはじまった服従は、しばしば、自己の判断にはじまった服従よりも、その程度において強く、また強くなりうる。何がしかの判断にもとづいて、服従がはじまったとする。ここでは、その契機をなした判断の根拠の強弱は、その