岡山県総社市にある岡山県立大学におととしの入学試験で合格ラインに達していた受験生の点数を不正に操作して不合格にしていた疑いがあるという情報が寄せられ、大学側は調査委員会を設置して調査を始めました。 岡山県立大学の関係者によりますと、おととしのデザイン学部造形デザイン学科の入学試験で、センター試験とデッサンの実技の合計点で合格ラインを超えていた1人の受験生について、センター試験の点数が極端に低かったことを理由に、2人の教授がデッサンの点数が低くなるように操作し、不合格にした疑いがあるという情報が寄せられたということです。 さらに2人の教授は、センター試験の点数が極端に低い受験生を合格させることで大学の偏差値が下がるのを防ごうとした可能性があるということです。 この問題を受けて、大学側はことしの入試から受験生のセンター試験の点数を実技試験の採点を行う教員に知らせない措置を取るとともに今月はじめ