フィリピン南部ミンダナオ島(Mindanao)アグサンデルスル(Agusan del Sur)州プロスペリダード(Prosperidad)で、朝食をとる人質を監視する地元部族武装グループのメンバー(右、2009年12月12日撮影)。(c)AFP 【12月13日 AFP】フィリピン政府高官は13日、同国南部ミンダナオ島(Mindanao)のアグサンデルスル(Agusan del Sur)州で小学校を襲撃した地元部族の武装グループが、残っていた人質47人全員を解放したと発表した。 サンティアゴ・ケーン(Santiago Cane)同州副知事は、各メディアに対しテキストメッセージで「人質全員の解放を正式に宣言する。ついに成功した!」と伝え、武装グループの潜伏先から人質を保護したことを発表した。 解放された人質47人の年齢は17歳から62歳。ケーン副知事は救出作戦に向かう前に、解放された人質は保護