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ブックマーク / daktil.hatenablog.com (7)

  • вариации - オネミリエ

    直前までぐだぐだしていたけど、眠ってすっきりしたせいか、今年もコミケに行ってしまった。今年は東方にはまった年でもあったのでCDを買いたかったけど、東方音楽は主に2日目らしい。帰りに秋葉原によって足を棒にして何枚も買ってきた。ということもあり一番の目当てはsunagiさんの最果てのイマSS「Node of Farthest ver.1.0」。前回(冬)行ったときにはあらきまきさんの最果てのイマラフ原画集が目当てだったので、やはりイマは僕のようなひきこもりを家から引きずり出すほどには今なお魅力ある作品だということだ。せっかくsunagiさんと話す機会があったけど、リアルロミオファンの人に初めて会ってひるみ、へたれてしまい、結局自己紹介どころか「小説がんばってください」をかろうじて言えたのみ。すみませんでした。でも当にイマを好きな人っているんだなあと実感できて、ちょっと元気付けられました。 肝

    вариации - オネミリエ
    sunagi
    sunagi 2009/01/02
    どうもありがとうございました! またがんばります。
  • 田中ロミオ『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』 - オネミリエ

    AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,mebae出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/19メディア: 文庫購入: 43人 クリック: 1,636回この商品を含むブログ (396件) を見る 面白かった。途中で止まれず、見事に睡眠時間を削られてしまった。このブッ放し感がなんとも。これだけ書けていったいあんたは何がしたいんだ、という感じに、単なる娯楽小説と呼ぶにはあまりに微妙なテーマをあまりにスマートに取り上げてしまうやばい作家だ。クロスチャンネルのときからそうだったけど、入り口は社会問題的な間口の広いテーマなのに、作品内であまりに高純度に精錬され前倒し気味に推し進められているために、読み終わるとまるで社会問題的な「現代の病巣」がすっぱ抜かれ、勝手に解決されてしまったかのような錯覚を抱きそうになる。「現実」の純度はこんなに高くないのに。僕の「戦士

    田中ロミオ『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』 - オネミリエ
    sunagi
    sunagi 2008/07/19
  • 田中ロミオ『人類は衰退しました2』 - オネミリエ

    人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/12/19メディア: 文庫購入: 27人 クリック: 715回この商品を含むブログ (318件) を見る これは面白かった。ここまでよく仕込まれた小説とは思っていなかった。後半なんか2回読んでようやく流れが分かってきたけど、いまだによく分かっていないかもしれない。 ネタバレ注意。 前半も後半も、エロゲーのシステムと関係するようなところはあるけど、今回はファンタジー小説起源のもののほうが多く意識された。ジョージ・マクドナルドやイエイツの妖精奇譚。このおかしな妖精さんたちが当にアイルランド(日ロシアにも似たようなフォークロアはあるけど)の妖精たちみたいな習性を発揮するとは期待していなかった。「とりかえっ子」や「悪い場所」。アイヌ民話(だったっけ)にある、熊の皮をかぶって熊の国に

    田中ロミオ『人類は衰退しました2』 - オネミリエ
    sunagi
    sunagi 2007/12/22
    >「ついに田中ロミオを捕まえたぞ」
  • オネミリエの出島 - 田中ロミオ『人類は衰退しました』

    人類は衰退しました (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/24メディア: 文庫購入: 37人 クリック: 621回この商品を含むブログ (569件) を見る エロゲーの制約のない田中ロミオさんは何を書くのだろうか。恋愛・一対一の二人の世界から一歩引いて、もう少し抽象的な関係をテーマにした、一対多の話のようだ。寓話的な設定だし、名前のない(出ない)女の子のですます調の語りだし、人格的なものを与えられた登場人物は彼女一人だし、ほのぼのしてるし、シリーズ物の第一巻だしと言うことで、この先どう転ぶかは分からないけど、とりあえずエモーショナルなものはかなり抑制された作品になっている。制約がなく自由だからって、叫べばいいというものでもないということで。またもや、時代に合わせてうまく選ばれたかのようなテーマ選択や設定の被いに隠されて(?)、作者の「

    オネミリエの出島 - 田中ロミオ『人類は衰退しました』
    sunagi
    sunagi 2007/05/27
    >現代版『ソラリス』である
  • シーンのつなぎ方と雰囲気 - オネミリエ

    笛子シナリオ1周目は、やはり最後まで何やらよく分からない。というか他のヒロインの1周目とは違って、あまり完成させようとはせずに前置きっぽい段階で終えているのかな。1周目では都市伝説的な雰囲気で引っ張っておいて、最後は矛盾する展開とスパイという種明かし。次周へ続く。シーンのつなぎ方の謎。ボウガンの解説が出てくるのは都市伝説的な雰囲気のためでとりあえずいいとしても、死ぬ順番の話をあずさにさせるのは何で?人死にが多いこのシナリオにおける、聖域の解体の可能性の話として?夕焼け空に向かって木から飛ぶ子供と壊れる姉の話は伏線でいいとしても、あのタイミングで挿入されるわけは?ピースがちぢに乱れるにしても、その乱れ方には何かの必然性があるはずなのに、それがつかめない。というか、音楽と雰囲気でうまくまとめられてしまっているような。 続いて沙也加1周目。こちらは作のテーマ的な部分がけっこうストレートに語られ

    シーンのつなぎ方と雰囲気 - オネミリエ
  • 笛子シナリオの流れを追いながら - オネミリエ

    笛子はキャラクターが曖昧だから(一般人に近い)、キャラよりもそれを取り巻く環境のほうに目がいくかも。家では千鳥のねっとりと張り詰めた視線に縛られて息を潜める忍にとって、工場での時間は錆色に見える穏やかで心地よいものだそうだ。錆色。ちょっと距離を置いているようであり、ぎりぎりのバランスで成り立っているような身内の空間のようでもあり。そのこもってしまいそうな空気(若者たちばかりが集まってもこもるものはこもる)にさっと吹き込む風が、庭のお茶会の風だったり、イルカのイメージだったりするのか。フランの知性と笛子の知性は質が違う。だからキーホルダーをあげた。 妄言です。ストーリーあまり覚えていないので。確かこれからサブキャラが登場したりトリックがあったりして、話がめんどくさい方向に進むんだよな。笛子が粘着質になっていき、そんな自分に疲れていく過程、って言ったら乱暴かな。今週はちゃんと土曜が休みなのでゆ

    笛子シナリオの流れを追いながら - オネミリエ
  • イマをちょこっと再プレイ - オネミリエ

    ニコニコ動画で最果てのイマのプレイ動画を見てしまい、久々にイマ起動。あずさルートの1週目が終わった。初回プレイと違ってがっつかずに読めるのがいい。CGも改めて見ても神がかっている。エロゲーの2周目をするなんてかなり不毛なことかもしれないが、この残り少なくなった連休に、ゆったりしたいい時間を過ごせた。子供時代の話は相変わらずいいし、お散歩あずさもいいし、これだけでも読み応えあるんだから、いったいどれだけ詰め込まれた作品なのかと。でもなんで森の中で終わってしまうのか、よく分からん。忘れてしまった。暴力的なエラー。あずさとの絆は絶対に切れない固いもののはずなのに・・・。 エロゲーにはイマみたいなサプライズを次々に生み出す力あるものかと思っていたけど、どうやらそうでもないらしい。この作品はもっと大事にする必要がありそうだということで、imaのタグを作ってみた。何しろESに投稿した感想があまりに貧相

    イマをちょこっと再プレイ - オネミリエ
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