デジタル一眼レフを使っていると、撮像面に付着したゴミが撮影した画像に写り込むことがある。最近のカメラはゴミ除去機能を搭載した製品も増えてきたが、それも万能というわけではない。カメラメーカーでは撮像素子クリーニングしてくれるが、手間がかかる。そこで今回はデジタル一眼レフのごみ問題から、撮像素子を自分でクリーニングする方法について考えてみた。(文・写真/平 雅彦=WINDY Co.)
「日経トレンディ2012年4月号(3月3日発売)」では「得するエアライン&空港ショッピング」と題し、日本で続々就航するLCC(格安航空)の料金、機内サービス、乗り継ぎの実用度を記者が体験して徹底チェックしている。その一環として、“イクメン記者”が妻と子を連れて3月1日に就航した和製LCC「ピーチ」に搭乗し、その使い勝手を検証した。 2012年3月1日に就航した和製LCC、ピーチ・アビエーション。大阪市内中心部からの交通アクセスが相対的に悪い関西空港に発着するうえ、少ない機体数で運航するため、遅れや欠航も出やすいとされる。万が一欠航しても他社便や他の交通機関への振り替えは一切なく、ビジネス用途で使うのは難しい。日経トレンディ2012年4月号「得するエアライン&空港ショッピング」でピーチの広報担当者に取材したところ、「ターゲットはレジャー客や帰省客」という答えが返ってきた。 となれば、気になる
これまではパソコンなどに詳しい人向け、という位置づけだった公衆無線LANサービス。だが、無線LANの一つであるWiFiに対応した端末が増えるにつれて、ユーザーが急速に拡大してきている。 旗振り役はソフトバンクモバイル。「3G回線より高速なネット通信で、快適に楽しんでもらいたい」と特定の料金プランなどに加入したユーザー向けに、無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を無料で提供開始した。iPhoneやiPad 3G版の普及に伴う3G回線への負荷を軽減するという狙いもあるが、ユーザーにとって、外出先でもストレスなくネットを使えるのはメリットだ。 各社のサービスを比較(1) エリアを急速に拡大中 ユーザー限定のサービス ソフトバンクモバイルの「電波改善宣言」の一環で、スターバックスやミニストップなど、エリアを急速に拡大中。iPhoneユーザーのみならず、iPadのWi-Fiモデルでも
この記事は、発売中の日経トレンディ5月号(4月3日発売)「検証!新規格デジタル機器」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。 GPSを内蔵し、撮影した写真に緯度・経度の位置情報を記録できるデジタルカメラが増えてきた。ニコンが08年発売のクールピクスで先行したが、この3月にはソニーとパナソニックが内蔵カメラを投入した。 従来、デジカメ写真への位置情報の書き込みは、「GPSロガー」と呼ばれる小型端末を使うのが主流だ。デジタルカメラと一緒に携帯し、GPSロガーが記録した行動履歴とデジカメ写真の撮影時間を照合することで、撮影場所を特定して書き込む。 「GPSロガーだと持ち歩くのを忘れるし、撮影後も書き込みの手間がかかる。カメラにGPSを内蔵すればそれがない」。ソニーマーケティング・パーソナルイメージングMK課の高橋英悟氏は、GPSを内蔵することでの利便性を説明する。 「グ
ソフトバンクモバイルが4月27日から料金プランを改定すると発表した。おもな変更点は、基本プラン「ホワイトプラン」の2年縛り化と、パケット定額プラン「月月割」の内容変更だ。新規加入者全員が2年縛りとなるため、解約のタイミングが難しくなる“改悪”といえる内容だ。一見すると分かりにくい変更なので、細かい内容を詳しく見ていきたい。 前代未聞の「基本料金2年縛り」、名称を変えずに内容をこっそり変更 4月27日からのホワイトプラン改定では、料金や無料通話の条件は変わりない。新たに2年間の継続利用が必須となるのが大きな変更点だ。その代わり、2年後に2カ月間、基本料金の無料期間が付く。名称は「ホワイトプラン」のままで変わらないので、従来までのものを「旧ホワイトプラン」、4月27日以降のものを「新ホワイトプラン」と呼ぶことにする。新ホワイトプランのポイントをまとめてみた。 ▼「新ホワイトプラン」の変更点や注
ソフトバンクが3月末から発売する「Pocket WiFi」(ポケットワイファイ)。同名のイー・モバイル製品と比べて何が違うのか、どちらがおトクなのかを見ていこう(画像クリックで拡大) 3月26日に、ソフトバンクが「Pocket WiFi(ポケットワイファイ)」を発売した。Pocket WiFiといえば、ノートパソコンや携帯ゲーム機などのWi-Fi対応機器を外出先などでインターネットに接続するための機器だ。 すでにイー・モバイルが発売して大ヒットとなっている商品だが、どうして同名の商品がソフトバンクロゴを付けて出てきたのだろうか? 本体価格や月々の料金、サービスや使い方などに違いはあるのか、どちらを買うのがおトクなのかを検証した。 異なるキャリアの2回線を契約するため、2枚のUSIMカードが付属する 独特の楕円形ボディーが特徴的なソフトバンクのPocket WiFi「C01HW」は、見たとこ
2010年4月1日、首都高速道路と阪神高速道路の高速道路料金が実質的に値上げされる。両高速道路では、05年10月1日から社会実験の一つとして、ETC搭載車に対し「平日昼間の高速道路料金の割引」の適用を始めた。社会実験の目的は、一般道路の沿道環境の改善や渋滞緩和。高速道路料金を値下げして利用者を増やし、一般道路の混雑を減らそうとしたわけだ。 当初は一部の社会実験を06年3月31日までと定めていたが、結局割引期間は延長され、今年の3月31日まで約4年半にも渡り実施されてきた。利用者にとっては、もはや“割引後の料金=通常料金”という感覚になっていたはずだ。 だが国土交通省は10年3月23日、この社会実験について「渋滞緩和効果が小さいため終了する」と発表。約1週間後の4月1日から、平日昼間のETC搭載車に対して、現金払いと同様に通常料金を徴収することになった。 首都高速では現在、平日のETC利用率
ソニーが2010年3月9日に発表した新「BRAVIAシリーズ」は、6機種15モデルのうち3機種8モデルが3D表示に対応した。LEDバックライトモデルも大幅に拡充しており、新世代液晶テレビを強くアピールしている。AV評論家・増田和夫氏が発表されたばかりの“3D BRAVIAシリーズ”を速攻でレビューする。 ソニーが2010年3月9日に発表した3D対応の「BRAVIAシリーズ」3機種8モデル。3D機能を内蔵する「LX900シリーズ」4モデルと、3D機能を外付けで追加できる「HX900/HX800シリーズ」各2モデルをラインアップする。発売はLX900シリーズの40/46V型モデルが6月10日で、それ以外のモデルは7月16日発売(画像クリックで拡大)
2010年3月4日発売の日経トレンディ4月号では、航空業界の今後を予測する特集「激変! エアライン」を掲載している。今年まず、航空業界で大きな変化に見舞われるのが「国際空港」だ。 3月からは成田空港の発着枠が拡大し、新たな航空会社が次々に就航。10月には羽田空港が本格的な国際空港としてデビューする。首都圏空港の急速な発着枠拡大による影響を最も受けるのは、関西空港や中部国際空港といった、国内第二、第三の国際空港だ。昨年、開港15周年を迎えた関西空港は、首都圏空港の拡大をはじめ、ハブ(拠点空港)化を進めて年々勢力を増す東アジアの国際空港と、どのように戦っていくのか。今後の戦略を聞いた。 ――韓国の仁川国際空港をはじめ、東アジアの国際空港がハブ空港として日本の旅行者も取り込み始めている。この状況をどう見るのか。 関西国際空港会社 社長 福島伸一氏(以下、福島社長): 韓国の仁川国際空港や中国の上
パナソニックは2010年2月9日、3D対応の薄型大画面テレビ「3D VIERA(ビエラ) VT2シリーズ」2機種と3D対応のBDレコーダー「ブルーレイDIGAシリーズ」3機種を発表した。4月23日に発売する。 3D VIERA VT2シリーズのラインアップは54V型の「TH-P54VT2」(予想実売価格53万円前後)と50V型の「TH-P50VT2」(同43万円前後)。3D対応ブルーレイDIGAのラインアップは2TB HDD内蔵の「DMR-BWT3000」(同30万円前後)、1TB HDD内蔵の「DMR-BWT2000」(同20万円前後)、750GB HDD内蔵の「DMR-BWT1000」(同16万円前後)。 パナソニック デジタルAVCマーケティング本部の西口史郎本部長は「これからのトレンドは3Dです」と自信を見せる。 「(パナソニックが技術提携した3D映画)『アバター』が公開39日で歴
Windows 7の新機能「XPモード」。仮想化機能を利用して、Windows 7上で2世代前のWindows XPそのものを動かせる目玉機能として話題を集めた。最大の特徴は、Windows VistaやWindows 7で動かないXP用ソフトが利用できること。便利な機能ではあるが、利用するにはCPUの種類などに色々と条件もある。いったいどういうときに役立つのだろうか。実際に利用して検証してみることにした。 XPモードとは? XPモードとは、Windows 7上でマイクロソフトの仮想マシンソフト「Windows Virtual PC」を動作させ、その上でWindows XPを動かす機能だ。Windows 7上で動く仮想パソコンにXPをインストールして使う。XPそのものが動作するので、Windows 7で動作しないXP用アプリケーションでも正常に動く可能性が高い。 Windows 7には、V
千葉・幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2009」が2009年10月10日に閉幕した。世界的な経済不況や新型インフルエンザの流行、台風の本州上陸といった逆風の中でありながら、開催5日間合計で15万302人という盛況となった。 今回のCEATECの話題をさらったのはパナソニック、ソニー、シャープなどが出展し、2010年の発売を目指す「3Dテレビ」と、東芝が12月に発売する超高速CPU「Cell Broadband Engine」搭載液晶テレビ「CELLレグザ 55X1」だ。 デジタルメディア評論家で、日本画質学会の副会長も務める麻倉怜士氏は、今回のCEATECをどう見たのか。“3D”は家庭用テレビのメインストリームになるのか。東芝「CELLレグザ」の画質、音質、先進的な機能が、今後のテレビに及ぼす影響とは。そのほかに麻倉氏が注目した技術・製品とはいったい何なのだろうか──?
Windows 7には32ビット版と64ビット版がある(Windows 7 Starterを除く)。Windows XPまでは32ビット版が主流だったが、Windows Vistaで64ビット版を採用したメーカー製パソコンが登場するなど、少しずつだが普及が進んできた。米国では日本よりも64ビット版が普及しているため、海外大手メーカー製のパソコンでは64ビット版を採用するモデルが多い。 Windows 7では、パッケージ版に32ビット版と64ビット版の両方のディスクが入っている。64ビット版をプリインストールした大手メーカー製パソコンもWindows Vistaのときよりも増えた。購入後に32ビット版か64ビット版か選択できるモデルもある。32ビット版と64ビット版の違いを整理して、どちらを選んだ方が賢いのか検証していこう。 32ビットと64ビットでは扱えるメモリー容量が違う 32ビット版と
ネットジャパン(本社:東京都千代田区)は2009年4月20日、Mac OS XからネイティブにNTFSへのフルアクセスを可能にするファイルシステムドライバーの新バージョン「Paragon NTFS for Mac OS X 7」を発売した。同社のオンラインショップや大手ダウンロードサイトを通じてダウンロード販売する。直販価格は4410円。 Mac OS Xは標準では、WindowsのNTFSでフォーマットされたドライブからの読み込みには対応するが、書き込みはできない。このため、Macで加工したファイルを再びWindowsに戻すには、一度FATやネットワークドライブを介してやりとりしなければならなかった。 Paragon NTFS for Macは、NTFSでフォーマットされたパーティションに対し、Mac OS X上からフルアクセス(リード/ライト)を可能にした。新バージョンでは、Windo
出張&モバイルに役立つシリーズの第3回は、データ通信選びだ。話題の広帯域移動無線技術「WiMAX」が登場し、モバイル通信事情が混沌としてきた。使い方によって、ベストなサービスは変わってくる。前回取り上げた「オンラインサービス」をフルに活用するためにも、出先で使うデータ通信回線選びは重要だ。 注目のWiMAXは高速通信環境の拡充がキモだ ついに、WiMAXのサービスがスタートした。UQコミュニケーションズが、日本初のWiMAXサービスを開始したのだ。 WiMAX最大の魅力は、従来のデータ通信を大きく上回る速度だ。あくまでも規格上だが、通信速度は下り最大40Mbps、上り10Mbpsとしている。現在一般的に使われている高速無線通信「HSDPA」が7.2Mbpsなのと比べると、一気に5倍以上高速になるわけだ。もちろん、40Mbpsという値は規格上の最高値なので、実際に利用できる速度ではない。だが
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