(1話レビュー/2話レビュー/3話レビュー) 人とクマとが断絶された世界。嵐が丘学園に通う紅羽たちのクラスからは、少しずつクラスメイトが消えていく。クマに食べられてしまった泉乃純花、赤江カチューシャ、鬼山江梨子。実は人の姿をしたクマで、撃ち殺された百合川このみ。そして紅羽によって撃たれて姿を消した百合園蜜子。森島明子キャラデザのカワイイ子たちがどんどんいなくなる悲しみ……。 クラスの中には紅羽を排除しようとする「透明な嵐」が吹き荒れているが、4話はその辺はちょっとおやすみ。百合ヶ咲るるの昔話だ。 昔々、断絶の壁が現れるより前、森の中に熊の王国があった。るるはその国の王女様で、誰もがるるのことを一番に愛していた。るるの幸福な生活は、弟・みるんの誕生によって終わりを迎える。みるんのせいで、るるは一番ではなくなってしまった。 「あいつ、邪魔邪魔ジャマーだわ」 るるはみるんを嫌っていたが、みるんは