熊本で「土地成金」が続々誕生!「あそこは億単位のカネをもらった」嫌味を言われ陰口を叩かれ…台湾半導体「TSMC」の進出で壊れた「地元の人間関係」 今、熊本は空前の「半導体バブル」に沸いている。株式市場からも注目されているその理由は、TSMC(台湾積体電路製造)の進出である。 前の記事『いま熊本では「食堂のパートの時給が3000円」「キャバクラに一晩で100万使う4人組がいる」…台湾半導体「TSMC」の進出によって起きている「異変」』で触れたように、同社は「台湾のシリコンバレー」と称される新竹市に本社を置く、世界最大手の半導体受託生産会社だ。1987年、実業家の張忠謀前会長(92歳)が創業した、社員数7万3000人、売上高2兆6000億台湾ドル(12兆3000億円)、営業利益1兆1076億台湾ドル(5兆2000億円)という巨大企業。 そのTSMCが2021年、熊本・菊陽町に東京ドーム約5個分