塩は生命を維持していくものに必要なものです。塩にまつわる逸話は世界各地に残されています。 キリスト教では旧約聖書の中に「あなたがたは地の塩である」と触れられていますし、日本では「古事記」にイザナギのみことが黄泉の国で腐敗した妻の姿を見て逃げ帰った後、海水で清める「禊祓(みそぎはらい)」をしたという文が記されています。 日本人の祖先は、よくないこと、例えば天災や病気、事故などが起こった場合、目に見えるひとつの形として「塩をつかって清める」ことを行っていました。地鎮祭などの神事では、必ず盛り塩が供えられます。代々、習慣・習俗として伝わってきたものなのです。 店先に盛り塩を置くのは日本だけの習慣ではなく、中国でも行われています。今から1300年前の晋の時代、始皇帝は牛車に乗って後宮を廻るのですが、その際、人々は始皇帝が自分の家の前を素通りしないで止まるように牛が好む塩をまいておいたそうです。この
2日(金)の放送予定 □週末特集・記者解説 「開門調査、原因研究に動き・諫早湾干拓問題」 (農政担当・宮崎勝記者)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く