昨年の都市対抗で8強入りしたパナソニック(門真市)。本社は昨秋、企業スポーツとして保有する5部のうち男子バスケットボール、女子バドミントン両部の休部を発表した。スポーツの普及と発展を支えてきた企業の決定は、社会人球界にも衝撃を与えた。厳しい状況下で存続するチームが果たすべき役割は何か。都市対抗に求められるものは何か。前身の松下電器時代に監督を務めた鍛治舎巧・同社専務役員に聞いた。【聞き手・藤倉聡子】 ◇活動、地域と共に 原点へ回帰 ◆担当役員として2部の休部を発表した。 バスケットボール部とバドミントン部は、ともに名門とされるチーム。非常に苦しい判断でしたが、会社として2年連続で巨額の赤字を出しているという事実は直視せざるをえませんでした。 ◆パナソニックはほかに、企業スポーツとして野球、男子バレーボール、ラグビーの3部を持つ。休部の検討は「企業スポーツに求められるもの」を鮮明に浮かび上が
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