サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州の新ホームスタジアムについて、北九州市が同市小倉北区・JR小倉駅北口の駐車場一帯を建設場所とすることで最終調整していることが12日わかった。近く正式決定し、発表する。 ギラヴァンツのホームスタジアムは現在、同市八幡西区の市立本城陸上競技場。小倉駅一帯の市中心部から約15キロ、最寄りの在来線駅からも約2キロ離れているほか、電光掲示板がなく、座席数も約1万席にとどまる。 Jリーグの規定では、J1昇格には1万5000席以上のスタジアムが不可欠。ギラヴァンツが昨年、J2に昇格可能な成績を収めたため、市はJリーグのヒアリングに対し、条件を満たす新スタジアム建設の方針を伝えた。これを受け、ギラヴァンツは同年11月、J2昇格が認められた。 複数の関係者によると、市は新スタジアムの建設候補地として、小倉駅北口とスペースワールドがある八幡東区の東田地区を検討。来年3月の九州新
営業マンからJリーガーに――。今季、一風変わった経歴の新戦力がJ2福岡に加わった。DF平石健太(24)。大学卒業後に一般企業へ就職したが、サッカーで生きる道をあきらめきれずに職を辞し、練習生からはい上がった。 福岡大出身。在学中は右サイドバックで活躍し、Jクラブ入りを望んだが、誘いはなかった。2008年3月に卒業。化学製品卸会社に就職し、山口市の事業所で営業に打ち込んだ。しかし、未練はあった。休日に社会人クラブでボールを追うと「自分はサッカーが好き。自分にはサッカーしかない」との思いが募った。 再挑戦を決意したのは昨年春。退職して福岡に戻った。ラーメン店と定食屋のアルバイトを掛け持ちしながら、福岡大の練習に交じって体を鍛え直した。夏からは練習生として福岡のトレーニングに参加。1メートル75、72キロながら、1対1に強い守備と運動量が目に留まり、プロ契約にこぎ着けた。 福岡には大学の後輩のM
九州は来季、J2ばかり5クラブがひしめく可能性が出てきた。 現在、鳥栖がまだJ1昇格の可能性を残すが、日本フットボールリーグ(JFL)のニューウェーブ北九州が上位につけており、4位以内の条件をクリアすれば、Jの舞台に上がってくる。 九州でJ1クラブがなくなれば8年ぶり。九州サッカー協会の藤井正訓会長は「九州のサッカー熱が冷めてしまわないか心配」と話す。 サポーターが各クラブの本拠地を車で移動するとしても3時間圏内。アウェーの試合も行きやすくなり、興行的には追い風だが、藤井会長は「地元の優秀な高校、大学生を全部J1に引き抜かれるのでは」と危機感を募らせる。 九州の各クラブは、今季から若手や控え選手を、カテゴリーの枠を越えて独自に育成するリーグを設立。強化に手を取り合っており、来季は九州のJ2クラブを順位付けして盛り上げる構想もある。「どこが一番先に昇格するか。それが勝負」と福岡の田部和良ゼネ
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