【北京=矢板明夫】「『妖』『嫌』『奴』など計16の女偏の漢字は女性差別の意味があり、改めるべきだ」 中国の弁護士が今月初め、国務院(政府)の国家言語文字委員会に対する提案をインターネット上で発表し、大きな話題となった。賛否両論が寄せられている。 この弁護士はフェミニストとして知られる葉満天氏で、中国メディアの取材に対し「私たちが今日使っている漢字には、男性優位の封建社会のなごりがあり、マイナスイメージを持つ女偏の漢字が多く、女性の社会的評価を下げている」と説明。一例として「嫉(しつ)妬(と)」を挙げ、「男女共通の感情なのに、女偏をつけるのは女性に対し不公平だ」と指摘した。 「娯楽」の「娯」も、女性が男性を楽しませるという意味が込められており、学校で子供に教えると、男尊女卑の意識を助長する恐れがあるという。葉氏はこれら女性差別につながる可能性がある16の女偏漢字を、行人偏に改めるよう政府に求
政治系ブログを読んでいて、首をひねることが多い。なんでかねえ。 政治系であるからして、「自分の考えを広めたい」「支持者を増やしたい」という野望に満ちている世界だけれど、「本当に増やす気があるのか?」と疑問に思うときがある。というのも狭いフィールドにしか通用しない「一元さんお断り。会員制オンリー」みたいな気持ちの悪い造語がやたらと多いのだ。本来なら広く支持者を獲得しなければなければならないジャンルだというのに。 なにしろ政治系であるから当然もめる。議論になる。議論にすらならなくて罵詈雑言が飛び交う世界(もっぱらそれが主流か)でもあるから、レッテル貼りや揶揄や中傷の道具として造語が日々生産されている。なかには出来がよくて感心させられることもあるが、まあたいていは気持ち悪い。 たとえばどんなに説得力のあるエントリに出会っても「マスゴミ」という無神経な造語をやすやすと使う文章を信用しない。もともと
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