広島市と姉妹都市となって18年目を迎えた韓国大邱(テグ)市の權(クォン)泳臻(ヨンジン)市長が、広島市特別名誉市民となり、4日、広島市役所で贈呈式が行われた。 両市は平成9年5月に姉妹都市となり、文化、スポーツ、経済といった分野のほか、市民レベルでも活発に交流している。權市長も昨年7月に就任以来、両市の友好に努めており、今回は広島市内で開催中の「ひろしまフラワーフェスティバル」の視察なども兼ねて来日した。 この日、權市長は大邱市議会副議長ら約20人とともに広島市役所を訪問。松井一実市長から市特別名誉市民の称号記と市民章を贈られ、笑顔を浮かべた。松井市長が「今後も交流を発展させたい」と述べたのに対し、權市長も「両市の平和と繁栄がさらに発展することを願っています」と語っていた。 広島市の特別名誉市民は權市長で34人目。權市長はこの後、平和記念公園(中区)を訪れ、韓国人原爆犠牲者慰霊碑や原爆慰霊