セントラル愛知交響楽団とのドボルザークの協奏曲が終わった。 限界と直さないと次に行けない課題が多く見つかったコンサートではあった。 十分に準備もして、風邪もひく事もなく、体調的には本当に完全な身体でこのコンサートに臨む事ができた。 ゲネプロぐらい出来たら自分にとっては本当に良い本番になると思ってはいた。 そういう時が一番危ない。 正直出来なかった。 名古屋の師匠が聴きに来て下さり「2楽章からは良かった。スロースターターだな」とおっしゃったのは当たっている。 コンサートでは最初力んでだんだんほどけて来る時と、最初は凄く良い滑り出しだったのに、段々終わりに近づくにつれて緊張して行き力む時の2種類がある。どちらもダメだけど、今回は前者。 チェロが出る冒頭をあれだけ自然体で弾ける練習をしてあの力み様に僕はがっかり。 もちろん脱力すればいいという物ではない事ぐらいはわかってる。 最初に余計な力み方を