コンピュータを操作するプログラミング言語で日本生まれのものがある。Rubyだ。1995年に一般公開され、いまなお人気ランキングでトップクラスに位置する。開発者はまつもとゆきひろさん(55)だ。無駄を省き、ストレスがないように設計されたRubyはプログラミングという作業を楽しめることがポリシーに掲げられている。一方で、Rubyの開発は自分の宇宙をつくる感覚にも近いという。まつもとさんに世界の言語を構築する醍醐味を聞いた。(ジャーナリスト・森健、写真:塩田亮吾/Yahoo!ニュース 特集編集部)

評価が分かれる石原さとみ初回で世帯視聴率二桁をとりながら、2話以降が右肩下がり基調となり、5話までに約3割の視聴者を失った石原さとみ主演『Heaven?~ご苦楽レストラン~』。 「自分が心ゆくままにお酒や食事を楽しみたい」という己の欲求を叶えるためだけにレストランを始めた風変わりなオーナーと、ユニークな従業員たちが繰り広げるコメディーだ。 SNS上では、「とにかく可愛い」「きれいすぎて死んだ」「さとみちゃんに悶絶」「さとみ様を拝めるドラマをありがとう!」など、絶賛のコメントが流れた。 同時に、「(石原の)傍若無人キャラに飽きた」「高飛車イイ女の振る舞いに違和感」という批判も出ている。 この5年で5本を数える石原さとみ主演ドラマは、「可愛い」「ひたむき」「自然な笑顔」「クールな集中力」と評価を上げて来たが、ここ2本「女王様キャラ」が続き「既にピークを過ぎたのでは?」という声も聞こえ始めている
無職、非正規・時短雇用、低収入の男性ほど童貞が多い[ロンドン発]バブル崩壊後、「失われた20年」に当たる1992年から2015年の間に、18~39歳で性交渉の経験がない日本女性(処女)が21.7%から24.6%に、日本男性(童貞)は20%から25.8%に増加しました。 30代の10人に1人は性交渉の経験がないと回答。無職、非正規・時短雇用、収入の低い日本男性ほど童貞が多かったそうです。 2010年時点で日本の18~39歳の処女は326万人、童貞は380万人と推定されています。30代の処女や童貞は156万人とみられています。 スウェーデン・カロリンスカ研究所の上田ピーター氏と東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室のサイラズ・ガズナビ氏らの研究チームの調査で分かりました。 研究チームは1987年から2015年に実施された7回の出生動向基本調査のデータ(1万1553~1万7850人)を用い
球界参入を表明したZOZOTOWN・前澤友作社長(提供:START TODAY CO., LTD./アフロ) 前澤友作氏のプロ野球参入宣言ファッション通販サイトZOZOTOWNの創業者・前澤友作氏が、7月17日にツイッターを通してこう発信をした。 「プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい。みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります。皆さまの意見も参考にさせてください。そこから一緒に作りましょう!」 球団買収による参入を考えているのか、それとも「エクスパンション(球団増)」を前提とした提案なのか、具体的な方向性は明示されていない。ファン、関係者の意見を聞いて、シーズンオフに向けてプランを練っていくということなのだろう。 期待できる新興勢力による価値向上「買収」はかなりのリアリティがある。
決勝トーナメントでは特に存在感がなかったVARだが、ワールドカップの最後の最後、フランス対クロアチアの決勝の舞台で、大きな議論を呼ぶことになった。 対象となったのは2つのシーンだ。 グリーズマンのダイブ疑惑1つめは、前半18分にグリーズマンのフリーキックからフランスの先制ゴールが生まれる、そのきっかけとなったファウル場面。グリーズマンは相手の足がかかる寸前、自分から足を抜いて転んだように見える。「ダイブだ!」「VARは何をやっているんだ」と、大会の最終盤になって、ビデオ判定に疑問符が付けられた。 ただし、これはVARの対象外であると、最初から決まっている。 得点、PK、退場、人間違い。この4つがVARの対象だが、「得点を生んだフリーキックの前、それを与えたファウル」といった具合に、2つ前の過去に遡るVARの適用はルール上できない。フリーキックでインプレーになった瞬間、それまでのプレーは確定
VALUはAKB48の総選挙である。写真は速報で1位にランクインした荻野由佳さん(写真:MANTAN/アフロ) 個人が上場して資金調達が出来ると話題のVALU(バルもしくはバリュ)が、サービス開始から2か月ほど経過した。 開始早々1000万円を調達する人が現れた。 上場する人が1万人を超えた。 時価総額1億円を超える人が何十人も現れた。 法的に問題は無いのか?と批判を受けている。 様々な話題を振りまいているが、その理念とするところは 「夢や目標をかなえるために何したらいいかわからない人を支援する場所」 として作られた。夢はラーメン屋でもクリエイターでも学者でも政治家でも何でもいい。 応援をしたい人は目標をかなえるための資金、あるいは目標がかなうまでの生活費などに資金を提供する。それだけならば従来のクラウドファンディング(ネットを通じてお金を集める手段)などもあった。クラウドファンディングは
俳優の橋爪遼容疑者(30)が、覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕され、またもや恒例の過剰な「自粛」及び「消去」現象が起きている。 父親が活動自粛に父親で俳優の橋爪功さん(75)は「迷惑をかけたくない」として、仕事をキャンセルするなど、活動を自粛したと報じられている。 これには、たとえばフジテレビ『とくダネ!』の小倉智昭キャスターが「30歳にもなって、覚せい剤で捕まった息子のために、父親が自粛するなんてことはあっちゃいけないと思う」とコメントしたように、自粛に疑問を投げかける声は出ている。しかし一方、お笑いタレントの大平サブローさんが、情報番組で自身の子供が同種の事件を起こした場合は「世間にご迷惑をかけたということになると、(芸能活動を続けることは)無理でしょうね」と述べ、司会も同調するなど、子供が犯罪を犯した場合は親の自粛は当然、あるいは仕方がないという風潮は依然として強い。 画面から容疑者
プロ野球の12球団合同トライアウトの12日、甲子園球場で65人の戦力外選手が参加して行われた。入場無料で見学が可能だったため、ファンが殺到。開門予定が早められ、開放された内野スタンドは、約1万2000人のファンでパンパンに埋まった。年配のオールドファンから若い女性まで、年齢層や男女比も様々で、地元阪神のファンだけでなく、応援する各チームのユニホームを着ているファンも目立った。 投手がカウント1-1から打者3人に投げるシート打撃方式でトライアウトは進んだが、バックスクリーンにはマウンドに上がった投手と対戦する打者の名前が掲示され、場内アナウンスもされたためその度に大きな歓声と拍手が起き、ひとつひとつのプレーに熱い声援が送られた。 もちろんトライアウトでの1万2000人の観客動員は過去最高。東西2箇所で2度開催されていたトライアウトは昨年から一発開催となり、ここ3年間は静岡の草薙球場で行われて
昨年夏、安保法案に反対するSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の創立メンバーとして、一躍、時の人となった奥田愛基(24)。今回の参議院選挙では、野党候補の応援に奔走し、「今回ばかりは野党に投票」を掲げて全国を飛び回った。しかし、結果は与党の圧勝。この結果を奥田はどう受け止めているのか。そして、はじめて目にした選挙の舞台裏はどうだったのか。すでに解散を明言しているSEALDs最後の夏の戦いを振り返ってもらった。 (取材・構成 ノンフィクションライター中原一歩/Yahoo!ニュース編集部) ——最初に、奥田さんたち野党を応援した人は、今回の選挙の争点を「アベノミクス」ではなく「憲法改正」としていました。つまり、憲法改正の発議に必要な「3分の2」議席にあたる「78」議席を改憲勢力に渡さないための選挙だったはずです。結果的には参議院全体(改憲賛成の無所属・諸派をふくむ)で考えると事実
■学校の対応わかれる春の運動会シーズンが終わった。組体操事故への関心が高まるなか、各学校の対応は大きくわかれた。 巨大組体操はどうなったのか。「組体操のいま」を報告する。 昨年まで巨大組体操に取り組んできた学校は、今年度次の3通りのいずれかの対応をとっている。 1) 別の種目(ダンスなど)に変更する 2) 低い段数に変更する 3) ほぼ従来どおりに実施する。 1) と2) については、とくに自治体による規制の影響が大きい。運動会に先立って、名古屋市、愛知県、神戸市、岡山市などは段数を制限した。また、東京都や大阪市、福岡市はピラミッドとタワーの禁止[注1]、千葉県内の複数の自治体(柏市・松戸市など)は組体操そのものを廃止した。 ■それでも巨大組体操をつづける学校今春に中学校で披露された9段のピラミッド規制を設けた自治体では基本的に、昨年度までどれだけ巨大なものを組んでいても、今年度において各
プロ野球の自主トレも、そろそろ打ち上げとなるが、体重増加に取り組んでキャンプインを迎える選手が少なくない。オフに100キロオーバーを果たした日ハムの大谷翔平(21)、5キロ増の97キロにした阪神の藤浪晋太郎(21)、横浜DeNAの梶谷隆幸(27)も一日5食とハードトレで約10キロ増量に成功、過去最重量となる88.5キロの肉体を作り上げた。昨年は、京大初のプロ野球選手として話題を集めたロッテの田中英祐投手(23)も約2キロ増量したという。また阪神の金本新監督は、強制的にウェイトトレーニングに時間をかけるキャンプスケジュールを組み、チームを丸ごとマッチョ化させる計画を練っている。 過去に増量、マッチョ化を成功につなげたダルビッシュ有の例があり、若手の“増量作戦”は今やプロ野球界のトレンドだが、果たして正解なのか、それともリスクを伴う取り組みなのか。 桑原塾の塾長で、サプリメントとトレーニングに
「大人のひきこもり」という言葉が注目されているのか、取材や講演などの依頼が増えている。 筆者は約18年にわたって「ひきこもり」界隈を追いかけているが、毎日、当事者たちからメールが届く。ここ数年は、40代以上の相談が増えている実感がある。しかし、こうした現実は、多くの人に「見えていない」ためか、意外に知られていない。 ひきこもりが長期化・高年齢化「大人のひきこもり」とは、いったい何なのか。 これまで「ひきこもり」というと、不登校の延長にある学校卒業後の「若者の問題」として語られることが多かった。しかし、ひきこもり中核層は確実に、その存在が見えにくいまま、長期化・高年齢化してきている。もはや、こうした状態にある本人たちのことを「若者」だけで語れないし、選別が行われてきたことによって、深刻な当事者ほど、ますます水面下に追いやられる弊害をうみだしている。 「ひきこもり」というと、よくドラマや映画な
阪神が和田豊監督(53)と来季の契約を結ばない方針を固めたことが25日、THE PAGEの取材で明らかになった。昨年オフに1年契約を交わしていた和田監督は、契約切れによる退任となる。球団サイドは、シーズン終了を待たず、近日中にも和田監督に対して来季の契約を更新しない意向を伝える方向だ。 優勝争いから転落、CS進出をかけた広島との3位争いが焦点となっている阪神は、まだクライマックスシリーズから勝ち上がっての日本シリーズ進出の可能性は残っている。だが、例え昨年のようにクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズで“下克上”を果たし日本一になったとしても、和田監督退任の方向は変わらず、レギュラーシーズンの全日程終了後、クライマックスシリーズを前に正式退任が発表される予定。 2012年に打撃コーチから昇格する形で、監督に就任した和田監督は、2013年から3年続けて優勝争いには参加したが、いずれも
いわゆる平和安全法制に関する一連の法案が9月19日未明、参議院で可決、成立した。これまで、私は、日本報道検証機構の活動の一環で、在京5紙(読売、朝日、毎日、産経、東京)を中心に関連する報道を観察してきた。憲法審査会で長谷部恭男・早稲田大教授や小林節・慶応大名誉教授ら憲法学者3人が法案について「違憲」と明言したことを大々的に取り上げ、憲法論議を活性化させた点は、一部メディアが重要な役割を果たした。だが、その転機となった6月以降は、取材・報道姿勢が二項対立的視点にとらわれ、多様な見解より社論に沿ったステレオタイプな言説が支配し、「報道の二極化」現象が極まった観がある。(*1) メディアが膨大な量の報道をしてきたわりに、憲法論議と安全保障論議を深める役割を果たしたといえるか、疑問が残った。 そこで、今後の報道や熟議の一助になればという思いから、これまでクローズアップされてきた憲法論を中心に、二項
誰もが結婚するのが当たり前だったのは、40年前のこと。 いまどき「結婚してこそ一人前」とはさすがに言われないが、相変わらず、結婚しないでいることには「理由」を求められる。 それでもなぜ、未婚化が進むのか。 社会学者の水無田気流さん、恋愛ブロガーのはあちゅうさん、男性学を専門とする田中俊之さんの3人が語る。 (Yahoo!ニュース・AERA編集部) はあちゅう 本音はどうあれ、大恋愛の末に結婚したという建前は必要なんじゃないですか。結婚って「一生守ります」と誓いを交わせるくらい好きな相手が一瞬でも存在した証しになるからです。自分は一生続くほどの大恋愛をしたんだ、という見栄のようなものがあるのでは。
大きなトラブルとなった五輪のロゴ類似問題。素人目にはそっくりになロゴに対し、審査員をはじめ多くのデザイナー達が「まったく違う」と反論していたのが印象的でした。しかし、不透明かつ説明不足の審査委員会もあいまって、残念ながらこれらの発言は身内を守るものと解釈されてしまいました。また画像の盗用問題により、本来なら行われるべきだった、冷静な議論などは完全に失われてしまいました。 なぜデザイナーと世間において、これほど大きな認識の違いが生まれたのでしょうか?本稿では、デザイナーと世間の間にある「類似性のギャップ」に関しできる限りわかりやすく説明します。最大公約数的な意見としては、このような感じではないかと思います。 全体の構成としては、まず類似性は鑑賞者の文化背景に依存することを説明します。その上で、前提知識として、デザインの本質や、文字を用いたデザインの類似性についての基礎知識を解説します。その後
全国高校野球選手権の地方大会では、有力校初戦敗戦のニュースが続いている。大阪大会の初戦(二回戦)では、大阪初の4年連続代表を狙う昨夏の甲子園優勝校の大阪桐蔭と、昨年の選抜準優勝校の履正社の事実上の決勝戦とも言える好カードが、19日に舞洲ベースボールスタジアムで実現する。 両チームは、2012年、2013年と続けて決勝で対戦しているライバル校。なぜ初っ端から優勝候補同士の潰しあいが起きたのかと言うと、全国で唯一、大阪ではシード制が導入されていないからだ。運次第の抽選ゆえの悪戯。そもそもなぜ大阪府高野連は、シード制を採用していないのか。 理由は複数あるが、ひとつの理由は、「公平の原則」。とりわけ厳格で知られた稲葉重男・前理事長の時代に、その方針が固められ長らく守られた。そしてもうひとつの理由が、1998年の第80回記念大会で、出場校の多い大阪の出場枠が「2」に増やされたとき、府内を南北に分けて
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