快音を残したT-岡田の強烈な打球は三塁ベース付近を襲った。4日、東京ドームでの交流戦の巨人対オリックス。9回一死満塁。三塁の吉川大幾(22)は、まるで獣のように飛びついて、その打球をキャッチすると、すぐさま起き上がって三塁ベースを踏み一塁へ大遠投。ややボールが上へそれたが長身のアンダーソンが小さくジャンプして手を伸ばすと、一瞬にして併殺が成立しての劇的ゲームセット。東京ドームが大歓声に包まれる中、吉川はもみくちゃにされ、T-岡田は、信じられないような顔つきで呆然と立ち尽くしていた。お立ち台には、スーパープレーで逆転の危機を消した吉川と来日初の完封勝利のマイコラスが呼ばれた。 「ジャイアンツに拾っていただいた立場なので凄い感謝です」 吉川の目がうるんでいた。 前夜は、2013年オフの契約更改で屈辱の大幅ダウン提示をされ、事実上の戦力外となって巨人に入団した井端弘和(40)がサヨナラ打を打った
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