駅や野球場、高速で移動する新幹線の車内――。人が集まり、動くところに高速通信のビジネスチャンスがある。通信大手は鉄道会社などと需要喚起に挑む。 ■時速100キロの電車に8K映像 「デ…続き 時速500キロで途切れない 光ファイバー無線の仕組み [有料会員限定] 災害に強い通信へ 途切れぬスマホが命綱 [有料会員限定]
印刷 新しい国境に立て札を打ち込む信州軍大将の牧野光朗・飯田市長。右のポールが行政上の県境=静岡県浜松市天竜区水窪町力強い綱引きで昨年の雪辱を果たした信州軍=長野県飯田市南信濃八重河内 綱引きで勝つと「国境」を1メートル相手方へ動かせるユニークさで知られる第25回峠の国盗(くにと)り綱引き合戦が23日、長野・静岡県境の兵越(ひょうこし)峠であり、信州軍が遠州軍を制して領地を獲得した。 昨年までは12勝12敗。過去に信州軍が行政上の県境越えを許したことはなく、浜松市制100周年に悲願の領地獲得をめざした遠州軍との相星決戦が注目されたが、信州軍による返り討ちとなった。1年前から行政上の県境に置かれていた国境の立て札は、静岡側に1メートル移された。 この綱引き合戦は1987年に旧長野県南信濃村(現飯田市)と旧静岡県水窪(みさくぼ)町(現浜松市天竜区)の商工会が交流を深めるために始めた。1チ
印刷 関連トピックスラグビーワールドカップラグビーW杯決勝で競り合うニュージーランドとフランス=AP ラグビーW杯ニュージーランド(NZ)大会は最終日の23日、オークランドのイーデンパークで決勝があり、地元NZ(世界ランク1位)が8―7(前半5―0)でフランス(同3位)を下し、1987年の第1回大会以来24年ぶりの世界一に輝いた。仏は3度目の準優勝。 NZは前半、ラインアウトからウッドコクが先制トライ。後半に途中出場のドナルドのPGで加点したが、直後に仏のデュソトワールがトライ(ゴール成功)。終盤は初優勝を目指した仏の反撃を堅守でしのぎ、1点差で逃げ切った。 トライ王は仏のクレールとイングランドのWTBアシュトンが6トライで並んだ。得点王は62点の南アフリカSO、M・ステインが獲得した。 関連記事豪州が3位 ウェールズ下す ラグビーW杯(10/21)悪夢再び?仏に不協和音 23日、ラグ
北朝鮮の核問題をめぐる米朝協議が24日から2日間の日程で、スイス・ジュネーブで開かれる。7月に続く協議の焦点は、昨年11月に北朝鮮が公開したウラン濃縮プログラム(UEP)の扱いだ。北朝鮮にとってウラン型核兵器は「金正恩大将の切り札」である。すでに濃縮活動を開始している北朝鮮に時間を与えれば、いずれは核兵器の量産態勢…という悪夢が現実味を帯びてくる。事態に懸念を深める米国に対し、核取引を仕掛ける金正日総書記の駆け引きは、危険水域に入った。(久保田るり子)悪夢のシナリオ 北朝鮮の別名は「鉱物標本室」。タングステンはじめレアメタル(希少金属)などの埋蔵量が多く、天然ウランは採掘可能な埋蔵量が推定400万トン(韓国統一省、日本原子力産業会議)とされ、北朝鮮は現在、世界で確認されている天然ウラン埋蔵ナンバーワンのオーストラリア(114万トン)を上回る「ウラン大国」なのだ。 その北朝鮮が、ウラン濃縮技
家出中の少女(16)に売春させたとして、無職男(22)が売春防止法違反などの容疑で警視庁少年事件課に逮捕された。被害にあった少女は当時、15歳で中学3年生。男性の相手をさせられていただけではなく、自分で覚醒剤まで使うようになっていた。家を飛び出した後に、何があったのか-。捜査関係者への取材では、周囲の大人たちに食い物にされた少女の悲劇が浮かび上がってきた。(西尾美穂子)家出先は新宿・歌舞伎町 居場所のない少女に甘い罠 少女が東京都新宿区の自宅を出たのは昨年11月だった。自分が通う私立中学校の校則と教師に反発していた少女は、学校を休みがちで、授業についていけなくなっていた。家庭では、父親と対立。学校にも家にも居場所がないと感じ、家出という選択をしたのだった。 しかし、ほかに安住の地があろうはずがない。行き着いた先は結局、日本最大級の繁華街として知られる新宿・歌舞伎町だった。飲食店や風俗店がひ
印刷 肥薩おれんじ鉄道にお目見えした、熊本県水俣市の観光地をPRするラッピング車両=水俣駅 熊本、鹿児島両県をまたぐ肥薩おれんじ鉄道に、沿線の熊本県水俣市をPRするラッピング車両が登場し、22日、出発式があった。これから3年間走る。 二つの温泉街やバラ園などの名所の写真や、水俣出身の漫画家江口寿史さんが描いた美女のイラストをあしらった。市などが150万円出して完成させた。 九州新幹線の全線開通の一方で、並行在来線を継いだ同社は慢性的な赤字に悩む。「『私たちの鉄道』と思って、愛着を深めてもらえれば」と願いは切実だ。 関連リンク過去最悪2億6800万円赤字 肥薩おれんじ鉄道 熊本(6/29)萌える船体 徳島と和歌山結ぶ南海フェリーに美少女描く(6/29)萌えタクシー、車体に美少女 乗務員はアニメ予習 浜松(4/1)〈MY TOWN鹿児島〉おれんじ鉄道を女子高生が応援 ドラマ仕立てのPR映
素粒子ニュートリノが光よりも速く飛ぶとする名古屋大などの国際研究チームの実験結果公表から23日で1カ月。現代物理学を支える相対性理論に反する結果に研究者の多くは半信半疑で、議論は混迷している。事態を打開するため、研究チームは今週から追加実験を開始する方針を固めた。“世紀の大発見”か測定誤差か。謎の解明に向けて検証が始まる。(小野晋史) 今月20日、千葉県柏市の東大数物連携宇宙研究機構。素粒子論や数学、天体物理などの国内外の研究者100人以上がホールに集まった。名古屋大の小松雅宏准教授が実験結果を英語で説明すると、会場から実験の精度などを疑問視する質問が飛んだ。 「時間の計測に問題はないのか」「1987年の超新星爆発に伴うニュートリノが光とほぼ同時に地球に届いた観測結果と食い違うのでは」 これに対し小松准教授は丁寧に説明を重ねたが、議論は平行線に終わった。参加した男子大学院生は「これが本当な
円高とともに貧しくなる 野田佳彦政権は円高対策の名目で、政府資金を使って日本企業による海外向け投融資を後押ししている。対外資産大国日本の対外投資促進策は、100年以上前の大英帝国のような成熟した債権国をめざす一環だと評価する向きもあるが、楽観がすぎる。国家戦略不在の場当たり策でしかない。円高を前提にするなら日本国民がせっせと貯(た)めた富の多くが失われていく。 国際収支統計によれば、日本の対外投資収支は昨年が11兆7022億円、今年前半が7兆2764億円の黒字になっている。貿易収支は円高や米欧経済の低迷、東日本大震災による生産設備の毀損(きそん)などで輸出が振るわず、それぞれ4兆238億円、3兆4054億円の黒字にとどまり、今年4~6月期は1兆2489億円の赤字に転落した。見かけ倒しの対外資産 日本の対外黒字を支える主役は今や、企業による対外直接投資や金融機関の対外証券投資の収益となってい
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