【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は5日、これまでで最も生命の存在に適していると考えられる惑星を見つけたと発表した。 地球から600光年離れた「ケプラー22b」と呼ばれる惑星で、直径は地球の2・4倍。太陽とよく似た恒星の周りを290日で公転しており、気温は22度前後と推定される。 NASAはケプラー宇宙望遠鏡で一部の方角の観測を続けており、同日時点で2326個の惑星候補を発見。うち48個が、熱すぎず冷たすぎず、生命に適当な範囲の温度に収まっていると判定した。ケプラー22bは、この範囲の中でも真ん中で、生命にちょうどいい環境らしい。