自身の解職を伝えるニュースが世界をかけめぐった1951年4月11日、マッカーサーは、黙して語らなかった。UP通信記者が副官のハフ大佐を通じてコメントを求めたが、「いまは何も言えない」の答えが返ってくるだけだった。「解職の報にまゆひとつ動かさず」と幕僚たち幕僚のホイットニーGHQ(連合国軍総司令部)民政局長が午後5時45分から、GHQがあった東京・日比谷の第一生命ビルで記者会見した。直前まで一
マッカーサー解職を伝えた1951年4月12日付の日経社説が情緒的な記述が多かったのに対し、同じ紙面に載った「荻原」とだけ署名のある解説は、解職の背景を冷静に分析していた。荻原とは当時の外報部長、荻原伯永記者とみられる。出色だった荻原記者の解説荻原は、マッカーサー解職の原因が、トルーマンの声明にもあるように、国連軍最高司令官としての言動にあり、日本占領政策が批判されたわけではないと断じた。講和
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1月30日、30日開催されたEU首脳会議では各国首脳がお互いに笑顔や握手を交わし、債務危機対応に追われた昨年12月の前回会合のような刺々しさは感じられなかった。写真は昨年11月撮影。代表撮影(2012年 ロイター) [ブリュッセル 30日 ロイター] 30日開催された欧州連合(EU)首脳会議では各国首脳がお互いに笑顔や握手を交わし、債務危機対応に追われた昨年12月の前回会合のような刺々しさは感じられなかった。だが、水面下では、表面的な笑顔では覆い隠せないほど深刻な政治的溝が広がっているようだ。
ヤンノさんの会社で扱うウオツカは、「エストニア人の冷蔵庫には必ず入っている」。把瑠都関も好きだという=東京都中央区 大相撲初場所で優勝を果たした大関把瑠都のふるさとは、欧州の小さな国エストニア。把瑠都関の活躍で、日本との絆が深まっている。 ■日本在住80人 「把瑠都はまさに、日本とエストニアの懸け橋。優勝した時は感情がこみ上げて、言葉も出なかった」 ユリソー・ヤンノさん(32)は笑顔を輝かせる。旅行で訪れた日本が気に入り、2006年に東京で会社を設立。ウオツカなどを輸入・販売している。把瑠都関とも親しいという。 日本にいるエストニア人は約80人(大使館調べ)。大半は留学生で、長期滞在者は少ない。事業を始めた当初は、日本人にイメージを持ってもらうのにも苦労したが、今は「把瑠都の出身地ね」といってもらえるようになった。「文化への理解を深めるきっかけになれば」 エストニアは、人口約134万人、面
200年以上前に下級武士の手内職で始まったという秋田県仙北市角館町の伝統工芸品「樺(かば)細工」を製造・販売する「八柳」(同市角館町小勝田)が、スマートフォンの「iPhone(アイフォーン)」用ケースを発売し、好評だ。同社の八柳良太郎社長(65)は「ぜひ若者に手に取ってほしい」と話している。 iPhoneは世界的なIT企業、米・アップル社をつくり、昨年10月に亡くなったスティーブ・ジョブズさん(当時56歳)が手がけた。2007年の発売以来、洗練された美しいデザインと使いやすさで人気を集めている。 ケースはプラスチックの型に厚さ約0・2ミリの県産ヤマザクラなどの皮を貼りつけたもので、桜の花びらをあしらったり、皮全体の中で3%ほどしかとれないという珍しい「チラシ皮」を使ったりしたものなど8種類がある。 八柳社長が昨年4月、次男で同社社員の啓次郎さん(34)に「若者にうけるような身の回りで使える
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