明治時代から続く東京・文京区にある老舗の銭湯が30日で店じまいとなり、なじみの客らが次々と訪れ、最後の湯につかって閉店を惜しんでいました。 井戸水をまきで沸かした湯が特徴で、男湯と女湯をまたいだ壁一面の大きな富士山の絵など昔ながらの銭湯らしさが人気を集め、地元の人たちだけでなく、遠方からも客が訪れていました。 およそ40年前からは宮本さん夫婦が経営していますが、建物の老朽化が進んでいることや78歳の夫が体調を崩したことから30日で営業を終えることになりました。 30日は午後3時半に開店すると最後の湯につかろうと常連客などが次々と訪れていました。 自営業の50代の男性は「きょうが最後だと聞いて、仕事を午前中で切り上げてきた。壁の富士山の絵をみながらゆっくり入るのが好きでした」と話していました。 また近くに住む60代の男性は「父親の代から来ているので、思い出の場所がなくなるのは寂しい」と話して
![明治時代から続く老舗銭湯 きょうで閉店 NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/16834b0cbef9ab7b961fd9329cd9529aa014d747/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20150930%2FK10010253441_1509301839_1509301843_01_03.jpg)