イラクの首都バグダッドの繁華街で3日、車に仕掛けられた爆弾が爆発して、死者やけが人は数十人に上るとみられ、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出しました。 イスラム教の断食月=ラマダンの間は夜遅くまで買い物や食事を楽しむ人が多く、爆発が起きた通りには大勢の人がいたということで、死者やけが人は数十人に上るとみられています。 この爆発について、過激派組織ISは犯行を認める声明を出しました。 またこの爆発の直後には、同じシーア派の住民が多いバグダッド北部の地区でも爆発が起き、死傷者が出ているということです。 イラクでISは、2年以上にわたって支配を続けていたバグダッドに近いファルージャを先月政府軍に制圧されるなど劣勢に立たされています。 こうしたなかで、ISはイスラム教徒の信仰心が高まるラマダンに合わせて各地でテロを起こすよう呼びかけており、トルコの最大都市イスタンブールの国