千葉市の幕張メッセで14日に開かれた人気外国人アーティストのコンサートに、麻疹(はしか)に感染していた男性が参加していたことが判明。潜伏期間の10日が経過し、接触者に症状が表れる可能性があることから、関係各都県の医療関係者などが24日、注意を呼び掛けた。 患者の男性は兵庫県西宮市在住で、同市の発表によると発症の10日以内にインドネシアのバリ島を訪れていた。9日に39度を超える発熱があり13日以降、全身に発疹が表れた。その状態で13〜15日に神奈川県と東京都内を訪問、14日には千葉市の幕張メッセであったコンサートを観賞していたという。主催者によると、同日のコンサート参加者は約2万5000人だったという。19日…
(セ・リーグ、巨人3-7広島、20回戦、巨人11勝9敗、24日、東京D)広島が、巨人に7-3で快勝し、優勝へのマジックナンバー「20」が初点灯した。両リーグ最速の70勝到達で25年ぶりの優勝へ、いよいよカウントダウンに入った。 広島は四回まで、巨人先発・菅野の前に8三振と抑え込まれた。しかし、0-2の五回、安部のソロで1点差に迫ると、先発・福井の執念が打線に火をつけた。 五回のマウンドで、二死から菅野の打球を右膝に受けた。苦悶の表情を浮かべ、いったんはベンチに下がったが、再びマウンドへ。長野を二飛に打ち取り、窮地を脱した。 すると、六回先頭の打席で、菅野から右中間へ執念の二塁打。続く田中の右越えの当たりで、二塁から激走をみせ、果敢なスライディングで同点のホームを踏んだ。 福井の気迫が打線に乗り移り、その後も丸、松山、鈴木にタイムリーが飛び出し、この回一挙4点を奪い逆転に成功した。 6回5安
8月中旬以降、台風が相次いで日本に上陸している。日本列島を挟んで東西に高気圧が張り出し、その間を台風が通り抜けているためだ。沖縄本島の東側にある台風10号が今後、北上し、日本列島に上陸する可能性もあるという。 続発する台風のうち、17日に7号が北海道に上陸し、その後も11号、9号が上陸した。9号は関東に上陸した後、海上に抜けて北海道に再上陸。気象庁によると、北海道に年間3回上陸したのは、統計を取り始めた1951年以降初めてという。 台風が相次いで上陸しているのは、日本列島を挟むように東西に高気圧があり、北上してきた台風は進路が限られ、日本列島を通らざるを得ないためだ。例年に比べて偏西風の蛇行が強く、東側の高気圧の張り出しが弱くなっている。こうした気圧配置はあまり例がないという。 強い台風10号は24日午前現在、沖縄県の南大東島付近にある。19日に日本の南海上で発生し、本州付近に一時近づいた
淡路島(兵庫県)に赴任して驚かされたのは「農民車」だ。4輪車にエンジンが積まれたゴツゴツとした外見に、むき出しの部品。みたことのない車両が当たり前に走っている風景は、ある種のカルチャーショックだった。農道を縫うように進むその姿は淡路島では日常だが、島外ではまず目にすることがない。なぜ淡路島で農民車が生まれ、普及したのか。そして今後どのような進化を遂げるのか-。農民車の謎について調べた。 淡路島の農業の変遷などについてまとめた昭和58(1983)年発行の「地域農業の革新」(明文書房)によると、農民車の原型は昭和30年代半ばに島内の鉄工所で試作されたという。 「木台の荷車の前部に2輪をつけて、その上に農業用発動機を乗せ、Vベルトを通じてシャフトで後輪に動力を伝える」といった構造で、前輪は自動車の丸ハンドルを使って方向を変えられるようにされていた。 今では車の大きさや最高速度により「農耕作業用大
修理中の農民車。交換部品は年々入手が困難になってきているという=南あわじ市神代地頭方のJAあわじ島農機自動車センター ▼(上)警察署長と渡り合い、陸運局へ研究、政治家を動かして認定させた車…から続く 昭和30年代から作られ始めた淡路島(兵庫県)の農民車。用途にあったカスタマイズを可能にしたのは、モータリゼーションの普及により、さまざまな車の部品を比較的簡単に集めることができたことが背景にある。だが、車の進化が農民車の未来に影を落とし始めている。 純正ムリ、別メーカーの部品で…雨天OK単純な構造を追求も電子制御の波が 農民車の価格は新車の軽自動車と同等かそれ以上と決して安くはない。過酷な農作業を想定しているため耐久性もあり、修理しながら30年以上現役で使用されている車も多い。だが、古い車の部品の入手が年々難しくなってきているという。 農民車の修理を手掛けるJAあわじ島農機自動車センター(南あ
今月19日から20日にかけて日本の南の海上で3つの台風が相次いで発生したことについて、専門家は太平洋高気圧が張り出す位置が平年より北東にずれたことなどが要因になったと指摘しています。 このうち台風10号と11号は、北緯30度付近の日本に近い海域で発生していて、台風のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授は、こうした海域は海水温があまり高くなく台風が相次いで発生するのは極めてまれだと指摘します。そのうえで、坪木教授は「ふだんは日本付近を広く覆っている太平洋高気圧が、ことしは北東にずれて日本の東に張り出しているため北緯30度付近の日本に近い海域では水蒸気の対流が活発になって雨雲が発生しやすくなったことが3つの台風が発生した要因と考えられる」と話しています。 一方、現在、西日本の南の海上にある台風10号については、沖縄県南大東島の周辺の海域の海水温が平年よりも2度ほど高く、今後さらに発達する
強い台風10号は、暴風域を伴って西日本の南の海上にあり、西日本の沿岸では波が高くなっているところがあります。台風は、このあとさらに発達する見込みで、気象庁は今後の台風の進路や情報に注意するよう呼びかけています。 中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。 西日本の太平洋沿岸では、台風の影響で波が高くなっているところがあります。台風は暴風域を伴いながらゆっくりとした速度で南西に進む見込みで、今後さらに発達して25日には沖縄県の大東島地方に近づくおそれがあります。 大東島地方では24日の昼ごろから風が強まり、夜遅くからは非常に強い風が吹く見込みで、24日の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。 また、海上も24日はうねりを伴って波の高さが
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