18日のソフトバンク戦の2回、生還した西川を迎えるベンチの(左から2人目から)クレート通訳とバティスタ=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵) ベンチの最前列に座って、ナインと一緒に戦っている球団スタッフがいる。その名は広島・通訳兼ブルペン捕手のクレートさん。カタコト通訳で話題のドミニカン人がカープへの熱い思いを口にした。 「私は日本に来て10年以上になります。ルナと一緒にしたし、他の選手より長く日本で過ごしている。バティ(バティスタ)や(ドミニカ共和国出身の)メヒ(メヒア)に経験を伝えていきたいです。そしてみんなと一緒に優勝したいです」 クレートさんは1984年1月30日生まれの33歳で、ドミニカ共和国出身。ブルペン捕手兼通訳として昨季まで所属したルナやブレーク中のバティスタらのサポートし、コーチや選手間では「クーちゃん」の愛称で親しまれている。 カープ歴は10年以上を誇る。2004年に捕手