日本製鋼所は自衛隊向けに装甲車の製造を始める。防衛省から初めて受注した。100億円規模の売り上げとなる見通しだ。防衛装備の安定した開発・生産基盤を整えることは防衛力に直結する。政府は中国や北朝鮮の軍備増強を念頭に関連予算を増やしている。国内に防衛分野の供給網を再構築する動きが広がってきた。ロシアのウクライナ侵略では戦車や装甲車、砲弾など通常兵器の供給量が戦況に大きな影響を与えている。防衛装備の
米中対立が激しくなるなか、経済・軍事の両面で戦略物資となる半導体産業の競争力維持が主要国の課題となっている。日本は半導体そのもののシェアで約9%と台韓勢の影で地盤沈下が続くが、関連の装置や素材では世界でトップシェアを握る製品も多い。これらの戦略商品の競争優位性を保つためにも、国内での半導体生産の維持・拡大が課題になる。「全産業のチョークポイント(急所)となり得る半導体は単なる産業にとどまらず、
イギリスから最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」が、インド太平洋地域に向けて出航しました。地政学的な重要性が増すこの地域への関与を強めるとともに、影響力を拡大させる中国をけん制するねらいもあるとみられます。 イギリス政府は、ことし3月に発表した外交や安全保障の向こう10年の方針で、インド太平洋地域について経済面や安全保障面で重要性を増しているとして、関与を強める姿勢を打ち出し、その一環として、最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」をこの地域に派遣することを明らかにしています。 海軍基地がある南部ポーツマスには22日、エリザベス女王も訪れ、空母の艦内を視察しました。 そして夜、空母は大勢の市民に見送られて出航しました。 空母を中心とする打撃群には、アメリカやオランダの艦艇も加わり、およそ7か月かけて地中海からインド洋、さらに太平洋を回ります。 インド太平洋地域では、日本や韓国、インドなどに寄港
【ワシントン=共同】米国防総省ミサイル防衛局は17日、日米が共同開発している迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」が初めて大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃実験に成功したと発表した。ヒル局長は声明で「SM3ブロック2Aを搭載したイージス艦が迎撃できることを実証した」と強調した。日米が開発したミサイルの能力の高さが証明された形だ。米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領への政権交代を控
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