ドイツが化石燃料のロシア依存脱却を急いでいる。ショルツ首相は8日の記者会見で、ロシア産原油の輸入を年内に停止できるとの見通しを示した。当面は資源の調達先を分散しつつ、再生可能エネルギーの普及を急ぐが、安定調達へ課題も残る。「我々は原油のロシア依存脱却へ活動している。今年中にそれが実現できる」。8日、ジョンソン英首相と会談したショルツ氏は共同記者会見で強調した。ドイツがロシアから天然資源を買い
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ロシアのウクライナ侵攻をめぐり偽情報が飛び交っている。どんな手法で作られ、どこから拡散していったのか。旧ソ連圏で広く使われるSNS(交流サイト)テレグラム上に広がった主なフェイクニュースを探し出し分析した。 日本経済新聞がロシアのウクライナ侵攻に絡む目立ったフェイクニュースを探したところ、ロシア政府系アカウントの投稿15件で、捏造(ねつぞう)などの偽情報が含まれることが確認できた。投稿されたのは、偽物の死体や文書の画像など。こうした偽情報を広げたアカウントを「丸」、引用・転送で拡散したことを「丸をつなぐ線」で表現することで、偽情報を広げた「ネットワーク図」として示した。投稿の閲覧数を示す丸の大きさから、どんなアカウントがフェイクの拡散に貢献したかが分かる。「テレグラムアナリティクス」の分析ツールを使い、各投稿の転送・引用先などを含むテレグラムの詳細な投稿データを抽出し分析した。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア軍が撤退した首都キーウ近郊で多くの市民が死亡しているのが見つかりました。 ロシア側は関与を否定していますが、ドイツのショルツ首相が追加の制裁も示唆するなどロシアへの厳しい対応を求める声が強まっています。 ウクライナに侵攻したロシア軍は、首都キーウ、ロシア語でキエフの近郊まで部隊を前進させたもののウクライナ軍の抵抗を受けて撤退を進めていて、ウクライナの国防次官は2日、キーウ州全域を奪還したと発表しました。 ところがロシア軍が撤退したキーウ北西のブチャにロイター通信などの記者が入ったところ、多くの市民が路上で死亡しているのが見つかりました。 ブチャの市長はロイター通信の取材に対し「手を縛られ、頭を撃たれた人もいる」と話しています。 ウクライナのベネディクトワ検事総長は3日、キーウ近郊でこれまでに410人の市民の遺体が運び出されたとしたうえで「ロ
バルト3国のリトアニアは、ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けて、今月2日にロシアからの天然ガスの輸入を完全に停止したと発表しました。 リトアニアのエネルギー省は声明で、エネルギーの自給の歴史的な転換点になるとしたうえで「ロシア最大の政府系ガス会社『ガスプロム』から供給を受けるEU=ヨーロッパ連合の加盟国のなかで、初めてロシアからの自立を果たした」と意義を強調しました。 リトアニアのナウセーダ大統領もツイッターで「今月からリトアニアにロシア産ガスは存在しない。私たちができるなら、ヨーロッパのほかの国々もできる」と投稿し、ほかのEU加盟国にもロシアからのガスの輸入をやめるよう呼びかけました。 リトアニアはロシアの飛び地カリーニングラードと国境を接するなど今回のウクライナ侵攻に危機感を強めていて、今後の需要はLNG=液化天然ガスで満たしていくとしています。 EUはエネルギーのロシア依存から脱却
イギリスの情報機関のトップは、士気が低下したロシア軍兵士が、命令を拒否したり、みずからの装備を破壊したりしているなどとし、プーチン大統領のアドバイザーは大統領に真実を伝えることを恐れているとみられると指摘しました。 イギリスの情報機関、GCHQ=政府通信本部のフレミング長官は31日、オーストラリアの大学で講演を行いました。 この中で、フレミング長官は「プーチン大統領は、ウクライナの人々による抵抗の強さを見誤り、ロシア軍の能力を過大に評価していた」などと述べました。 そして、ロシア軍の兵士は兵器も足りず、士気も低下しているとしたうえで、「命令を拒否したり、みずからの装備を破壊したり、さらには、誤ってロシア軍の軍用機を撃墜している」と指摘し、「プーチン大統領のアドバイザーたちは、実際に何が起こっているのかなど大統領に対し、真実を伝えることを恐れているようだ」と述べました。 また、ロシア軍が、首
「驚くほど動きが悪い」 「基本がなっていない」 「指示待ち」 アメリカのデイビッド・ペトレアス元CIA長官の、ロシア軍に対する評価です。 イラクとアフガニスタンという、21世紀のアメリカの2つの戦争の現地司令官の口から出てきたのは、辛辣な言葉ばかり。 ロシア軍はウクライナで機能不全に陥りつつあるのでしょうか? その先には、何が待っているのでしょうか? ロシア軍の動きをどう見ているか? 《以下、ペトレアス元CIA長官》 プーチン大統領が10年以上にわたり投資してきたというので高いレベルの部隊を想像していたが、驚くほど動きが悪い。装備、兵員、作戦、補給、どれをとってもひどい状況だ。末端レベルで自発的な動きがない。 このため将軍クラスの指揮官が、部隊の先端で何が起きているのか自ら確認に行かざるを得なくなり、そこをウクライナ軍に狙い撃たれて死んでいる。 なぜ前進できないのか?それは、歩兵部隊と戦車
【ブリュッセル=中村亮】北大西洋条約機構(NATO)は24日、ブリュッセルで緊急首脳会議を開き、ウクライナに対する軍事支援を強化することを柱とする共同声明を採択した。ロシアがウクライナで化学・生物兵器を使う可能性について「受け入れがたい」と指摘し、実行した場合に厳しい措置を取る方針を示した。 共同声明はロシアによるウクライナ侵攻について「最も強い言葉で非難する」と明記した。原子力発電所を含む民間インフラや一般市民に対する攻撃を糾弾。即座に停戦に応じてウクライナ政府との和平協議を進めるべきだと訴えた。 NATOはウクライナの自衛力向上について「我々は支援を強化してきた。今後も政治面、実用面での支援をさらに続けていく」と明記した。NATO加盟国は共同声明を踏まえ、対戦車兵器の供与や防空支援を急ぐ考えだ。ロシアによる生物・化学兵器や核兵器による攻撃を想定した装備品を供与する方針でも一致した。 中
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