探査機「はやぶさ2」が宇宙から持ち帰った砂から、いろいろな発見が続いていると聞いたよ。大昔に地球で生き物が誕生したきっかけに迫れるかもしれないんだって。でも生命について知るために宇宙の砂を調べるのはなぜ?わたしたち人間も含めて地球の生き物は最初にどこで、どのようにして生まれたんだろう。不思議だよね。現代の科学でもわからないことが多いんだ。地球で生まれたと思うかもしれない。一方で、宇宙の他の星に
日本やベルギーなどの国際研究チームは太陽系から約100光年離れた宇宙に生命が住める可能性のある惑星を見つけた。太陽のように熱や光を出す恒星の撮影画像を詳細に解析すると、液体の水が存在しうる距離を公転する惑星があった。今後、惑星の表面にある大気の性質を詳しく観測して、生命に必要な液体の水があるかどうかを調べる。太陽系以外で生命の存在する可能性のある惑星を探す取り組みが進んでいる。恒星の周りを惑星
アメリカで7月、これまでで“最も遠い宇宙”を撮影したとされる画像が公開されました。 画像を撮影したのは、新しい宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。 その画像からは何が見えたの?どうやって撮影されたの?詳しく解説します。 (アメリカ総局記者 添徹太郎、科学文化部記者 山内洋平) 公開された画像は? はるか遠方の銀河団「SMACS0723」 最初に公開されたのは、約40億光年離れた「SMACS0723」と呼ばれる銀河団を中心に撮影した画像です。 遠方の天体を観測するのに適した領域を長時間にわたって撮影していて、数千もの銀河が写し出されています。 銀河団の重力によって空間がゆがみ、奥にある銀河の光が曲がって伸びたように見える「重力レンズ効果」も確認することができます。 画像を拡大すると、さらに細かい銀河や星が見えていて、専門家からは、望遠鏡の性能の高さを感じることができるという声が上が
夜空にきらめく星たちは、大人も子どもも年齢に関係なく私たちを魅了する。星空と私たちをつなげるプラネタリウムは来年で誕生100周年。個性がきらりと光る、夏休みに行きたい全国のお薦めの施設を専門家が選んだ。今週の専門家▽梅本真由美(サイエンスライター)▽大川拓也(JPAプラネタリウム100周年記念事業実行委員会)▽小川誠治(日本天文教育普及研究会)▽尾久土正己(和歌山大学教授)▽景山えりか(星の文筆家)▽川口雅也(天文雑誌「星ナビ」編集人)▽keisuke(星カフェSPICAオーナー)▽斉藤美和(星空公団)▽高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表)▽中島修/木原美智子(sola旅クラブ事務局)▽中村伸樹(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部)▽長谷川喜洋(宙クリップ)=敬称略、五十音順
将来、人類が月や火星で暮らすことを目指して、生存に欠かせない「重力」を人工的に発生させて居住できるようにする施設のアイデアを京都大学と大手ゼネコンが考案し、実現に向けた共同研究を始めることになりました。 これは、京都大学有人宇宙学研究センターと、大手ゼネコンの鹿島建設が5日、会見を開いて発表しました。 それによりますと、将来、人類が月や火星で暮らす場合、地球と同じ程度の重力が欠かせないとして、月や火星の地表面に、直径200メートル、高さ200メートルから400メートルのグラスのような形をした施設を建設し、これを回転させた遠心力で重力を人工的に発生させるとしています。 そして、施設の中には居住エリアに加えて、海や森林などの地球環境を再現した小さな生態系を設けて、人類が生存できる基盤をつくることを目指し、必要な資材は地球から搬送するほか、重量があるものは現地で調達して建設を進めるという構想です
世界で初めてブラックホールの輪郭を撮影したとされる観測データについて、国立天文台の研究者などが改めて解析したところ、輪郭となるリング状の構造は確認できなかったと異論を唱える結果を公表し、今後、学問的な議論になる可能性があります。 ブラックホールの画像は、日本を含む国際研究グループが世界6か所の電波望遠鏡を結んでおよそ5500万光年離れたブラックホールがあるとされる位置を撮影し、3年前、世界で初めて輪郭であるリング状の構造が撮影できたと発表して大きな話題になりました。 この国際研究グループとは別の国立天文台の三好真助教などが、6月30日、オンラインで記者会見を開き、同じデータを改めて解析したところ、リング状の構造は確認できなかったと発表しました。 三好助教は「より正しい解析方法を使った結果だ」と異論を唱えていて、専門の学術誌に掲載されるということです。 一方、ブラックホールのリング状の構造を
総務省は「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の爆発現象が活発になった場合、最悪、携帯電話が2週間にわたって断続的に利用できなくなるなど被害想定の報告書をまとめました。 太陽は活動の周期があり、3年後の2025年ごろに活発になり、「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が増えると見込まれています。 総務省の有識者会議は21日、被害想定の報告書をまとめました。 それによりますと、太陽フレアによって地球上の磁気が乱れることで、最悪、携帯電話やテレビなどの放送が2週間、断続的に利用できなくなったり視聴できなくなったりするおそれがあるということです。 また、GPS衛星の精度に誤差が生じ、カーナビゲーションシステムが正常に機能しなくなるおそれも指摘しています。 さらに対策を講じていない電力設備では誤作動が起き、広域停電が発生するおそれもあるとしています。 このため報告書では、社会的にどのような影響
日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルを分析したところ、生命に関係が深いアミノ酸が20種類以上検出されたことが文部科学省への取材で分かり、生命の誕生に必要な材料がどのように供給されたか考えるうえで重要な成果だとしています。 日本の探査機「はやぶさ2」はおととし、小惑星「リュウグウ」から砂などのサンプルを持ち帰り、JAXA=宇宙航空研究開発機構などの国内の8つの研究チームが詳しい分析を進めていました。 文部科学省によりますと、このサンプルから、生命活動に関係が深い有機物であるアミノ酸が20種類以上検出されたということです。 アミノ酸は、初期の地球にもあったと考えられているものの、地球全体が高温になっていったんは失われたあと、隕石などによって宇宙から再びもたらされたとする学説があり、文部科学省は、生命の誕生に必要な材料がどのように供給されたか考えるうえで重要な成果に
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