パリから素晴らしいニュースが飛び込んできました。 日本会議国際広報委員会の座長で筑波大学名誉教授の竹本忠雄先生らが中心となって、「日本の文化人宣言」を公表しました。この宣言は、6月12日にAFPよりその契約先のフランスの全主要メディア2百数社と2千ほどの諸組織あてに発信されました。 実は、ホロコーストやドイツの戦争犯罪などの分野で、政治によって歴史の解釈が固定化され、学問の自由が侵害されている現状に対して、ヨーロッパの歴史家たちが異議申し立てをしています。(あくまでも、学問の自由の擁護であって、ナチスの擁護ではありません。) この歴史と政治の問題は、わが国でも深刻です。慰安婦問題や南京大虐殺について違った見方をする政治家はすぐに非難され、わが国でも、学問の自由は大きく脅かされています。フランスとヨーロッパの「歴史と記憶」をめぐる新展開については、『日本の息吹』に3回連載した竹本忠雄先生の「