警察官の増員が続いている。平成14年度 4,400人増、15年度 4,000人増、16年度 3,150人増、17年度 3,450人増(いずれも純増)。平成16年現在の都道府県警察の 定員は27万4千107人にのぼるが、今後も毎年、増員を続けるそうだ。 公務員の削減が声高に叫ばれる中で、なぜ警察官だけが毎年増員されるのか?それは犯罪件数の激増と検挙率の極端な低下にある。 重要犯罪(殺人、強盗、放火、強姦、略取・誘拐、強制わいせつ)は1989年(平成元年)を100とすると、2003年(平成15年)で272.6(2.7倍)に達している。また、来日外国人の凶悪犯は、検挙件数・人員ともにこの10年間で2倍になっている。 凶悪犯の検挙件数は、2003年(平成15年)の時点で8,238件・8,362人、そのうち来日外国人の凶悪犯は336件・447人で中国人が過半数を占める。意外や外国人の凶悪犯は5%程度