PHPのCGIにおける脆弱性を悪用する新種のワームが発見された。McAfeeとSymantecは大きな脅威ではないとしているが、Linuxユーザーにパッチの適用を勧めている。(IDG) Webサービス関連の脆弱性を突いてLinuxシステムに感染し拡散するワームが複数のウイルス対策企業から報告されている。しかし、Linux.Plupii(別名Lupper)の拡散スピードはそれほど早いものではなく、大きな脅威とは見られていない。 McAfeeによれば、このワームはPHPのCGIにおける脆弱性を悪用するもの。Linux/SlapperとBSD/Scalperワームの変種であり、同様の繁殖手法を採用しているという。McAfeeによれば、このワームは11月5日に発見された。 このワームは不正なHTTPリクエストを80番ポートに送り付け、攻撃する。このサーバが脆弱性を含むスクリプトを動かしており、外部
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