2011年6月1日、国内造船大手の三井造船は、「バラスト水事業グループ」の新設を発表した。同グループは船舶・艦艇事業本部事業開発部内に設けられるもので、バラスト水処理装置関連の事業をメインとして行うものとなる。 (参考:パテント・リザルト、バラスト水処理技術、特許総合力のランキングの企業調査結果を発表 トップは三井造船、続いて日立製作所、三菱重工業、JFEエンジニアリング「バラスト水処理システムの営業体制を整備」を発表-バラスト水管理条約の発効に備え、バラスト水処理システム「JFEバラストエース」の営業体制整備) image from 三井造船 現在、バラスト水管理条約の発効が迫っている。同条約が発効された場合、外航船のバラスト水処理装置を義務付けられることとなり、船舶に対する搭載、改装などの需要が増大することが予測されている。今回、三井造船の新設した「バラスト水事業グループ」はこの需要受