前回までのお話👇 mishablnc.hateblo.jp ラテとペペ ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~ウッドデッキで爪とぎ(^▽^;)~☆ ラテとペペ 「ラテ!」 猫博士が小さいほうの子猫に向かって言いました。 「何?」 ラテと呼ばれた子が答えます。 「そして、ペペ!」 一回り大きいほうの子猫を呼びました。 「はーい!」 大きいほうの子が答えます。 「お前さんたちは同じ母親からほぼ同時に生まれいっしょに育った。しかしここにやってきた時期は違うし、体の大きさも今は違う。どうしてラテがペペより小さいかわかるか?」 猫博士は二匹に言いました。 「小さい、言うな!」 質問の答えではなく抗議を小さいほうのラテがしました。 どうやら以前は一番体が大きくて兄貴分のようにふるまえていたのに、今は再開した弟のペペのほうが大きいことが、まだ事実として受け入れがたいのでしょう。 (ひっかかるの、そこか?) と、