何を選んでいいか途方に暮れる――のが手帳。それもそのはず、日本で入手できる手帳の種類が恐ろしく多いからだ。今回は選び方を考えて見たい。 前回はアナログツールとしてのメリットをおさらいすることで、手帳が今注目されている理由を考えてみた。さて、ではどんな手帳を選べばいいのだろうか。 手帳の種類が多すぎる! 手帳が未経験の人やメリットを実感したことのない人には、何を選んでいいか途方に暮れるはずだ。それは日本で入手できる手帳の種類が恐ろしく多いことによる。 昨年私が上梓した『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)では、43メーカー164冊の手帳を紹介した。この数字、実はごく1部でしかない。実際には50前後のメーカーが1社平均50種類ぐらいの手帳を発売している。また、同書は綴じ手帳に絞って紹介することがコンセプトの1つだった。そして手帳には後述するように、システム手帳やモジュール型手帳などもあるのだ