これはおすすめできる本ですね。いい本。 自尊心や劣等感についての本はあるのだが、いまいちそれらの言葉は距離をおきにくい。視野狭窄になって犬にふりまわされるようなものだ。 自己評価という場所からながめれば、もう一段客観的な目でそれが高いか低いかの鳥の目でみることができる。自尊心とか自信がないという言葉ではない、自己評価という目線でくくることの意義は大きい。 自己評価のさまざまな側面を整理して実験結果でみせるいい本なのだが、おおくの項目をとりあげた結果、ひとつのテーマでもっと掘り下げてほしかったという弱みもあるし、概括的であるから本を読み終えたあと、頭の中がごちゃごちゃしすぎてしまって、まとまらないという困惑も感じた。しっかり頭に刻みこみたい内容であったからこそなおさら感じる弱点である。 基本的に自己評価の問題点となるとその低さが問題となるのだが、ここでは自己評価が高くなることの問題にもちゃん
近年、日本の臨床研究に関する不祥事が相次いで明るみに出ている。2012年10月、東京大学の研究者によるiPS細胞の世界初の臨床応用詐称を、読売新聞が朝刊1面で大誤報した事件は記憶に新しいだろう(日本経済新聞)。 相次ぐ日本の臨床研究に関する不祥事 この事件は、英国のネイチャー(Nature)誌や米国のサイエンス(Science)誌といった海外の一流科学誌でも写真入りで度々大きく取り上げられ(ネイチャー誌1、ネイチャー誌2)(サイエンス誌)、ネイチャー誌の巻頭論説で「Bad Press」と題して、日本メディアの報道姿勢そのものまで、名指しで批判されるという不名誉な事態を引き起こした。 この事件の直前の2012年6月には、もう1つ日本発の研究不正の金字塔が打ち立てられている。元東邦大学の麻酔科医が、吐き気止めに関する臨床研究の捏造を長年にわたり繰り返していたことが発覚し、少なく見積もっても17
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