「日産 童話と絵本のグランプリ」は、1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された、創作童話と絵本のコンテストです。一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団が主催する同グランプリは、子どもの想像力と創造性を育むことや、優れた作品や作家を世に送り出すことを目的としており、同趣旨に賛同する日産は、初回より協賛しています。 本グランプリでは、毎年、2,000編近い応募作品の中から、童話部門・絵本部門の大賞各1編を含む入賞作品計38編を選出しています。各部門の大賞作品は、BL出版株式会社の協力を得て出版され、全国の公立図書館や、日産の事業所近隣の幼稚園などに寄贈されます。 新人作家が誕生しにくいと言われる童話や絵本の分野で、本グランプリはプロの作家として活躍するための登竜門とも称され、入賞する作品のレベルの高さには定評があります。