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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (15)

  • とうとう「日経」がスピリチュアルに走り出した件 - H-Yamaguchi.net

    「日経」といえばいわずと知れた日経済新聞。他のメディアと比べても、冷静かつ合理的な論調で定評がある、かどうかは知らないが、少なくとも個人的にはそういう印象がある。いやまあ異論があるかもしれないがとりあえずそれは題ではないのでおいといて、要するに、そういう印象をもっていた日経のグループ会社である日経BPにも似た印象があって、だから日経BPの雑誌でこういう特集が組まれていることにちょっと驚いたりしちゃったわけだ。 「日経おとなのOFF」、2010年6月号の特集は、「開運入門」。 実は、この雑誌の「異変」に気づいたのはもうしばらく前のことになる。「日経おとなのOFF」といえば、ビジネスマンの「OFF」をテーマとした雑誌なわけだが、その名を聞いてまず思い浮かべるのは表紙。バックナンバーを見ていただければわかるが、毎号、ビジネスマン諸氏のお好きそうな清楚できれいなお姉さん(なぜか着物が多い)が、

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  • 彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか - H-Yamaguchi.net

    京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。 とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。 「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。 「あのゲーム」「あの類のゲーム」というのは、もちろん今巷で話題のアレだ。 「レイプ描写で国際問題に…アダルトゲームの是非:児童ポルノ法改正めぐり論議再燃」(ZAKZAK 2009/06/02) レイプ描

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  • うむ。訂正すればいいということらしい - H-Yamaguchi.net

    いろんな意味で話題の「地デジカ」、またまた大騒ぎ。萌えキャラ化等の二次創作に「認めない」「厳しく対応」としていたのが、自分のサイトでWikipediaを無断転載していたという(参考1)(参考2)、あまりにもできすぎの展開で「これはわざとやってるんじゃないか」とすら疑いたくなるほど。とはいえ、「せんとくん」と同じで、人気者なら、一度や二度は泥にまみれるのもいたしかたあるまい。この一連の騒動で「国民的キャラクター」になれたわけだから、まあ甘んじて不名誉を引き受けたらいいと思う。 さて、この一件で「明らか」になったことがある。民放連の、二次創作への対応方針だ。2009年5月8日付のプレスリリースにはこうある。 「What's 地デジカ」(2009.04.27)の一部訂正について この度、4月27日に公表した資料「What's地デジカ」(2009.04.27)のうち、地デジカとは何かを説明した文章

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  • こういう新人研修はやめてほしい - H-Yamaguchi.net

    なんでも、新人研修で「100人と名刺交換してこい」といわれたのだとか。まだ3月だから入社前のはずだが、まあ今から、というのはわからなくもない。ないのだが、だからといって、「100人と名刺交換」はなかろうと思う。新人研修するのは勝手だが、なぜ社外の人を巻き込むのだ。 しかもだ。名刺にあった会社名を知らなかったので尋ねたら、アニメとはまったく関係のない不動産会社だった。マンション販売とかを手がける会社である由。いや確かにこの日はビジネスデーだったから、名刺持ってる人はたくさんいただろうよ。名刺交換してくれる人もたくさんいただろうよ。だけどさ、相手の身になってみろ。別に不動産会社の新人さんの名刺なんか欲しくないって。 そう思いながらしかたなく名刺交換だけ応じてあげて、新人さんが何やら一生懸命話すのを聞きながら、やっと気づいた。これは名刺集めじゃないか、と。飛び込み営業とか、いきなり電話営業とかを

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  • もしストリートビュー撮影車のスケジュールがあらかじめわかっていたら - H-Yamaguchi.net

    グーグルマップの新しい機能「ストリートビュー」に対して、主に肖像権やらプライバシー保護やらの観点からあちこちで議論が起きている。グーグル側は公道から撮影すると言ってるが私道にも入り込んでるし(私の家の前も私道だがしっかり撮影されてる。そもそもある道路が私道であるかどうかのチェックなんて気でするとは思えない)、顔をぼかしたって服装やら場所やらで個人が特定できる場合は少なからずある。来、公共の場所を撮影して公開する分には法的に問題ないし実際にも問題にならない場合が多かろうが、それを「点」ではなく「線」や「面」で全国的に行うと「量」ではなく「質」の問題となるから話は別という主張もあって、それなりに説得力がある。とはいえ、それ自体違法というわけでもなさそうだし(違法だという主張もあるようだが素人目にはあまり説得力を感じられない)、これによって恩恵を受ける場合もあるし、将来的に新たな可能性もあろ

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  • 「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない学生の皆さんへ伝えたい3つのこと - H-Yamaguchi.net

    最近の大学生の就職活動は3年生の時点で始まるらしい。私の職場は新設3年目なので、最上級生が3年生。いまあちこちの就職セミナーやら説明会やらに飛び回っていて、欠席がけっこう目立ったりする。大きな転換点を前にすれば悩みがつきないのはしかたがないことで、せいぜい悩め若人よ、と笑い飛ばしたいところだが、そうもいっていられない。最もポピュラーなのは「自分の“売り”はどこか?」という点だ。思えば大学時代さしたることもなくすごしてしまった、何かすごい才能やら特技やらがあるわけでもない、これでは競争に勝てるはずなどないではないか、といった感じか。気持ちはよーくわかる。自分自身が今でもよく同じような気持ちになるからだが、とはいえ年の功というやつもあって、そういう焦りとの折り合いのつけ方も多少は学んだ。 そんなあたりを、奔走している学生の皆さんの気休めになるかどうかわからないが、ちょっとだけ書いてみる。似たよ

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  • なぜ皆が皆「むしゃくしゃ」するのか - H-Yamaguchi.net

    凶悪犯罪を犯した人などが、取り調べに対して動機を「むしゃくしゃしてやった」と語った、と報道されるケースがけっこうある。特に、逮捕直後に警察が発表する動機はほとんどがそうなんじゃないだろうか。その後「誰でもよかった」と続くことも多くて憤りを禁じ得ないわけだがそれはひとまずおいといて、ここでの題はこの「むしゃくしゃ」だ。時間がたつにつれていろいろな表現が出てくるようだが、まず第一声はそろって「むしゃくしゃ」。 もしこれが私だけだったら素直に引き下がるが、きっと他の皆さんも同じ意見をお持ちではないかと思うので書いてみる。日常生活の中で、「むしゃくしゃ」ということばをふつうに使う人って、まずいないのではないだろうか。たとえば「あーむしゃくしゃするッ!チョコべちゃお」とか「私はせっかちなんで、彼がもたもたしてるのを見るとむしゃくしゃしちゃうんです」とかみたいに話してる人って、記憶が正しければ、私

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  • 知らない人について行ってはいけません - H-Yamaguchi.net

    知らない人について行ってはいけません  4年1組 山口 浩 こないだ、他のクラスの女子が、大人の人に連れて行かれそうになったそうです。今日のホームルームのとき、先生が話してくれました。その女子は、夜、一人で駅前の屋に行って、立ち読みをしていたそうです。そしたら、大人の人が来て、「おかしを買ってあげるよ」と言ったそうです。その子は、「どんなおかしを買ってくれるのかな」と思って、ついて行ったそうです。それで、その大人の人の自動車に乗ろうとしたら、その近くにいた近所のおばさんが、「どこ行くの」と聞いたそうです。そしたら、その大人の人は、にげて行ったそうです。そのあと、その子は、おばさんに、「知らない人について行っちゃだめじゃないの!」とおこられたそうです。 それで、先生は、話し終わったあと、「だれが悪かったのかな?」と聞きました。そしたら、右野つばさくんが、「知らない人について行くのはいけない

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  • 格差と格差感についてちょっとだけ考えてみたこと - H-Yamaguchi.net

    まずは題に関係ない話から。「経済格差「不満」、日は83%…BBC・社世論調査」という記事が出たのは2008年2月7日のこと。「読売新聞社は英BBC放送と初の共同世論調査を実施した」とある。ほほお。フルのレポートを読みたいなと思ったんだが、情報格差を保ちたいのか、日のメディアってのは情報源を見せようとしない。しかたないのでBBCのサイトで探そうとして、「yomirui, survey, economic inequality」とか検索したんだが、やってもやっても見つからない。あきらめかけたころ、もしかして?と思って、「yomiruri」を落として「survey, economic inequality」でサーチしたら一発でヒットした。 それがこれ。「Yomiuri」なんてひとことも書いちゃいない。フルのレポートもちゃんとあって、それがこれ(「Widespread Unease abo

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  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

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  • 中高年の凶悪犯罪を俗物的世代論で語ってみるテスト - H-Yamaguchi.net

    最近の凶悪事件の中には、被疑者が中高年である場合がけっこうみられるような印象がある。もちろんこういうのは大方マスメディアの伝え方によって作られる印象なのであって、全体の傾向が実際にそうである保証はまったくないのだが、少なくとも世間の注目を集める状況にあるということはいえるのではないか。これまた印象論でしかないが、ニュースとかではこれらの事例について、個々の事情にまで入り込んでそれなりに突っ込んだ情報が伝えられているように思う。 で、気になったことが1つあった。もしこれらが若年者だったら、すぐにテレビやらゲームやらの影響とかが持ち出されたんだろうなぁ、というあたりだ。やれ「過保護に育てられた世代だから仮想と現実の区別がつかなくなっている」だの「なんでもネットやケータイですまそうとする現代のバーチャル社会の光と影」だの。この種の言論は、いざネットで探そうとしてみると検索上位にはなかなかひっかか

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  • ほめる技術 - H-Yamaguchi.net

    ブログをやっているなどというと、「これから始める人に何かアドバイスを」などといわれることがある。もちろん、たいていは社交辞令だ。それでも、聞かれた側はそれなりに一生懸命考えて答えたりしなければならない。そんないい知恵があるなら自分だって教えてもらいたいね、とか思いながら。 そんなときのために、ひとことですむ簡単な模範回答みたいなものがないだろうか、と考えたことがある。 もとより個人ブログに「こうすべき」みたいなルールなどない。個人の表現行為だ。犯罪になるのはまずいが、基的には「好きなようにやればいい」のだ。ということを前提として。 Bartle (2004)によるオンラインゲームプレーヤーの4分類というのがあるが、それを流用すれば、やはりブロガーにも4つの類型があるのだろう。 (1)Achievers(自分の目標の達成のために活動) (2)Socializers(他人と交流するために活動

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  • H-Yamaguchi.net: 新聞記者はえらい、という話

    目からウロコの落ちる瞬間、というのはうれしいものだ。今日もまた新しい「大発見」をして、ちょっと興奮ぎみなので、あまり時間はないが手短に書いてみる。たぶん、皆さんには先刻ご承知のことなんだろうが、私には新しい、そして大きな発見だった。 新聞記者はなぜえらいのか、についてだ。 新聞記者がえらい、という点について、疑問をもつ方はそう多くないのではないかと思う。新聞記者はえらい。えらくなければ旗を立てた黒塗りの車でどこへでも乗り付けたりできるわけないし、記者会見という公の場で人をつるし上げ、なんて大それたこともできようはずがない。もちろん全員がそういう人ではないのは重々承知した上で書いているのだが、「この人はえらい」と考えるしか納得のしようがない人、というのは確実に、それもけっこうたくさんいるように思われる。 私がわからなかったのは、それがなぜか、ということだ。なんでこんなにえらそうにふるまえるん

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  • H-yamaguchi.net:これはやっぱりスジちがいだと思う

    ライブドアに投資した株主たちが損害をこうむったという話が多く報じられてる。「被害」金額からいえば、フジテレビがその筆頭なんだろうか。まあ大きな会社はともかくとして、個人株主で悲惨な例が新聞なんかで報じられてたりするのをみると、なんともお気の毒だと思う。 思うんだけどさ。 気になったのは、2006年3月14日付朝日新聞に出ていた記事。タイトルは「ライブドア上場廃止 老後資金も投資、株主の悲痛な声」とある。気になる部分を引用しておく。 東京都内の無職女性(79)は昨年暮れ、証券会社の勧めでLD株を買い、1週間で100万円の利益が出た。さらなる値上がりを期待し、7000株を買い増した。 東京地検の家宅捜索後、眠れない日が続いた。2月に売って500万円の差損が出ると、蓄えがほとんどなくなった。同居している息子家族のために自宅をリフォームするつもりだったが、できなくなった。 パソコンは持たない。情報

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  • 人口減社会は明か暗か、という話 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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