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ブックマーク / thinkit.co.jp (8)

  • [ThinkIT] 第4回:統合技術として導入が進むセマンティックWeb (1/3)

    前回はセマンティックWebが研究分野だけではなく、エンタープライズの世界でも使われはじめていることを解説してきた。それには従来の統合技術に限界が見えてきたからだ。しかし先進的な企業は、成熟しているとは言い難いエンタープライズ・セマンティックWebを適用している。 既存の統合技術/統合製品との違いを端的にまとめると以下の3点に集約される。

  • [ThinkIT] 第3回:Web 2.0とAjaxの関係 (1/3)

    今では有名なAjaxという造語は、2005年2月にAdaptive path社のディレクタであるJesse James Garrett氏のエッセイ「Ajax:A New Approach to Web Applications」ではじめて使われた。 そして、Tim O'Reilly氏が論文「What Is Web 2.0」を発表した2005年9月には、Ajaxという言葉はギークな人々に知れ渡っていた。その上Google Mapsといった格好のリファレンスサイトがあったこともあり、Ajaxの正体が知れ渡ってきた頃でもあった。 O'Reilly氏がどこまでAjaxを意識していたかは定かでないが、この2つの造語が世にあらわれるタイミングはかなりよくできているように思える。つまりAjaxという言葉が世に存在せずに、それを意識させるような動きもなかったのならば、Web 2.0という造語は世にあらわれ

  • [ThinkIT] 第2回:Web 2.0が与える市場へのインパクト (1/4)

    Web 2.0がインパクトを与える範囲は、与える影響の大小はともかく今後様々な形で広がっていく。 第1回ではeコマースモデルを題材に、「イネーブラ型企業」「消費者」インパクトの震源地であるフロント型企業をWeb 2.0時代の企業の営みを構成するプレイヤーとして登場させ、それぞれの役割を紹介した。そこでは、イネーブラ型企業は商品やサービスの開発に専念することになり、マーケティングや販売は大量の情報と消費者のアテンションをコントロールする能力を保持したフロント型企業に任せるという構図を示した。 この構図は、GoogleAmazonといったWeb 2.0を代表する企業のビジネスモデルを模したものでもあり、Web 2.0のインパクトといった意味では、最も色濃くあらわれている構図である。 しかし、Web 2.0のインパクトを受ける対象領域はこのeコマースモデルに限らない。 Web 2.0がインパク

  • [ThinkIT] 第2回:AjaxアプリケーションとクラシックWebアプリケーションの違い (1/4)

    動作原理を説明する前に、クラシックWebアプリケーション(連載では旧来のWebアプリケーションを示す)とAjaxアプリケーションの構造上の違いを説明する。この両者の違いは以下に示すようにAjaxエンジンの有無にある(図1)。 このAjaxエンジンはAjaxアプリケーションのコアであり、JavaScriptで記述される。Ajaxエンジンは、任意のタイミングでWebサーバからダウンロードされた後、ブラウザ内で動作する。 Ajaxエンジンをうまく開発すれば、次項より説明する待機時間を減らすことなどができるため、ユーザビリティを飛躍的に向上することができるということだ。 ただし、Ajaxエンジンは1つではない。特定のアプリケーションに特化したAjaxエンジンもあれば、汎用的なAjaxエンジンもある。またAjaxエンジンにもいくつかの実装方法があり、各々の特性がある。これについては後の回で解説する

  • [ThinkIT] 第1回:Web 2.0が意味する新しいトレンド (1/3)

    Web 2.0とはWebの世界で起こっている新しいトレンドの総称である。この「新しいトレンド」はベンチャー企業や先進的なユーザが生み出したアイデア群が元になっており、当初は系統すら整理されていなかった。 しかしGoogleAmazon.comの成功が確実になると、この「新しいトレンド」はWebの世界で大きな影響力をおよぼす手段として一躍注目されるようになり、2004年にティム・オライリーらによってWeb 2.0と命名された。また最近では消費者のアテンション(注目や興味)を獲得しWebビジネスを成功に導く手段としてもWeb 2.0は注目されている。 第1回目ではWeb 2.0が意味する「新しいトレンド」について解説する。 Web 2.0時代において、Webの世界で影響力持つための鍵となるのは、Web上を流通する大量の情報と消費者のアテンション(注目や興味)をコントロールすることである。情報

  • [ThinkIT] 第1回:Web 2.0が意味する新しいトレンド (1/3)

    Web 2.0とはWebの世界で起こっている新しいトレンドの総称である。この「新しいトレンド」はベンチャー企業や先進的なユーザが生み出したアイデア群が元になっており、当初は系統すら整理されていなかった。 しかしGoogleAmazon.comの成功が確実になると、この「新しいトレンド」はWebの世界で大きな影響力をおよぼす手段として一躍注目されるようになり、2004年にティム・オライリーらによってWeb 2.0と命名された。また最近では消費者のアテンション(注目や興味)を獲得しWebビジネスを成功に導く手段としてもWeb 2.0は注目されている。 第1回目ではWeb 2.0が意味する「新しいトレンド」について解説する。 Web 2.0時代において、Webの世界で影響力持つための鍵となるのは、Web上を流通する大量の情報と消費者のアテンション(注目や興味)をコントロールすることである。情報

  • [ThinkIT] 第1回:Ajaxとは (1/3)

    まずは、Ajaxが生まれた背景をおさえる必要がある。そのためにはAjaxとは切り離せないインタラクション・デザインに触れておかなければならない。 読者の皆様の中にも、Apple社の「iPod」で音楽を楽しんでいる方は多いと思う。 iPodのディスプレイの下のスクロールホイールを指で回すと、すぐに反応して画面上のカーソルが上下に動く。スクロールホイールを速く回すほど、カーソルの移動は速くなる。中央のボタンを押せば曲を選択できる。 実は、これはとても優れたインタラクション・デザインだ(少なくとも筆者はそう考えている)。 つまり、インタラクション・デザインとは、「人と操作対象との対話がスムーズに進むようにインタラクション(相互作用)をデザインする」ことだ。ユーザにとっては、インタラクション・デザイン自身が商品とも考えられる。

  • [ThinkIT] 第1回:Ajaxとは (1/3)

    まずは、Ajaxが生まれた背景をおさえる必要がある。そのためにはAjaxとは切り離せないインタラクション・デザインに触れておかなければならない。 読者の皆様の中にも、Apple社の「iPod」で音楽を楽しんでいる方は多いと思う。 iPodのディスプレイの下のスクロールホイールを指で回すと、すぐに反応して画面上のカーソルが上下に動く。スクロールホイールを速く回すほど、カーソルの移動は速くなる。中央のボタンを押せば曲を選択できる。 実は、これはとても優れたインタラクション・デザインだ(少なくとも筆者はそう考えている)。 つまり、インタラクション・デザインとは、「人と操作対象との対話がスムーズに進むようにインタラクション(相互作用)をデザインする」ことだ。ユーザにとっては、インタラクション・デザイン自身が商品とも考えられる。

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