たまに哀れな「自称プログラマー」に関する話を聞くときがある。例えば「あのさぁ、何をつくってほしいか、きちんと仕様にしてくれないと、システムなんかつくれないじゃん!」とか「何をつくるかを決めるのはビジネスサイドのあんたたちの仕事だろ。俺の仕事じゃないぜ」と言い放って、事業部門の人を怒らせたり涙目にさせたりする愚か者たちだ。 一見とても正しい発言のように思える。というか大概の場合、発言としては正論であったりする。同業者なら「よくぞ言ってくれた!」と喝采する人もいるはずだ。何せ最近は、要件定義が全くできず、「何をつくってほしいのか」まで開発サイドに丸投げしてくるビジネスサイドのアホが多数いる。そんな連中を一言で撃退できる自称プログラマーは称賛すら集めるだろう。 だが、この自称プログラマーが本心からそう思っているなら、やはり愚か者である。まず本質でないほうの理由から説明する。「何をつくるかを決める
本日は、ゲーム産業の未来をテーマにお時間をいただいております。 私見では、過去40年と今後とはやや不連続ですが、一貫する本質を理解しなければ将来を見失うので、時間は非常にタイトですが、あえて過去と未来、双方をお話しします。 本日の流れです。 まずはコンピュータゲームの定義。 ゲームに関する論説に手応えのあるものが少ないのは、考察対象が定義されていない事も一因と考えるからです。 次にこれまでの40年の歴史をお話しします。 ゲーム産業は、5年から10年毎に、断絶とも見えるような大変革、主役の交代を繰り返してきました。しかしながら、そうは言っても、ある流れに沿って直線的に進んできたというのが私の見立てです。 ところが、最早その流れの延長では通用しなくなったのではないか。現在は、不連続な未来への過渡期にあたると考えています。 では、先の見えない過渡期にいながら将来をいかに占うか。その点について次に
ファミコン時代からオカルトとデジタルを混ぜたRPG『女神転生』シリーズを世に送り出し、神や悪魔を取り扱わせたら並ぶ者がいないメーカー・アトラス。今や『ペルソナ5』で海外ユーザーの取り込みにも成功し、オカルトでコアなRPGと、若者向けのライト(アトラス基準)なRPGをバランスよく出せるメーカーに成長しています。そんなアトラスのタイトルのなかでも、自分がもっとも好きだといえる作品が『真・女神転生III ノクターン(以下、真III)』。以前も、PS2版でレビューを書いたくらい好きな作品です。 ただ、これまでは初期型PS3以外に互換性がないPS2というハードでしか発売されていなかったため、今の時代に遊ぶこと自体が難しい作品でもありました。自分も諦めていたところ、なんと完全版の『マニアクスクロニクルエディション』と『マニアクス(DLC)』の両方の要素を収録したHDリマスター版が発売決定! PS4とS
ショックを受けるのは間違いなの?情報を教えてくれた人に強く窘められたんだけど。 性転換した人とは特に仲がいい訳ではなかったけど、寮で一緒に住んでいて、当然お風呂にも一緒に入った。 何も知らずに自分の裸を男に見られていたことがショックだったんだよ。 つまり自分は今、その人のことを女ではなく男として認識している。何が悪いの? ショックを受けたことを露骨に表に出したのは窘められるべきかもしれないけど、ショックを受けること自体はむしろ正しくない? 「え~そうだったんだ~でも結局女なんでしょ?風呂でハダカとか見られたけど気にしないわw」と笑い飛ばす方が間違いじゃないの? 追記 何で投稿後1日経ってからホッテントリ入りしてんの…?どういう仕組み? (色々事情があって)相手だって嫌だったかもしれないとか、Tだからって女の裸体を性的な目で見ていたと決めつけるべきじゃないとか ただ「男であることを隠していた
【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である 私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない 白井聡 京都精華大学人文学部准教授 安倍政権の7年余りとは、何であったか。それは日本史上の汚点である。この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。本稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間にずっと感じ続けてきた、自分の足許が崩れ落ちるような感覚、深い喪失感とその理由について書きたいと思う。こんな政権が成立してしまったこと、そしてよりによってそれが日本の憲政史上最長の政権になってしまったこと、この事実が喚起する恥辱と悲しみの感覚である。 この政権が継続することができたのは、選挙で勝ち続けたためである。直近の世論調査が示す支持率は30%を越えており、この数字は極端に低いもの
戸籍上は男性だが、心理的には女性で「性同一性障害」と診断されたタクシー運転手(60)が、化粧を理由に乗務を禁じられたのは不当だとして、勤務先に賃金支払いを求めた仮処分申請で、大阪地裁は訴えを認め、月18万円の支払いを命じた。溝口達裁判官は「外見を女性に近づけ、女性として社会生活を送ることは自然かつ当然の欲求だ」と指摘した。 性同一性障害の人が勤務中に化粧することを認め、不当な取り扱いを禁じた司法判断は異例だ。 同地裁の仮処分決定(7月20日付)などによると、運転手は2018年11月、大阪市内のタクシー会社に性同一性障害と伝えた上で正社員として雇用され、化粧をして乗務を始めた。 20年2月、複数の上司から「身だしなみで化粧はないやん。男性やねんから」「だいぶ濃いわ」と注意された。さらに、「治らんでしょ、病気やねんから。うちでは乗せられへん」と言われ、乗務を禁止された。月20万~40万円ほどあ
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