スポーツチャンバラは、1971年に田邊哲人によって始められた[1]競技。日本において遊戯として存在したチャンバラごっこと小太刀護身道を基にし、スポチャン面とエアーソフト剣(短刀・小太刀・長剣・杖・棒・槍の各種)、楯や籠手を用いる[2]競技(異種試合)である。略称はスポチャン。 遊び道具として現代のようなテレビゲームが存在しなかった頃、子供の遊びとしてチャンバラごっこがあった。神社や野山に出かけて棒切れを振り回していたが、今は走り回る空き地さえ見当たらないため、遊び場だった境内や野山を学校の体育館やスポーツセンターに移し、スポーツとしてチャンバラを蘇らせたのが「スポーツチャンバラ(スポチャン)」である[3]。1973年(昭和48年)、田邊哲人が全日本護身道連盟(のちの国際スポーツチャンバラ協会)を設立している。 剣道は「くさい」「痛い」「防具をつけるのが面倒くさい」といった否定的イメージが強